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会社を辞めたい!辞めるときの判断基準は?退職時の流れや注意点も解説

転職退職

「会社を辞めたい!」と思ったことは、誰しも一度か二度あるのではないでしょうか?しかし、いざ辞めようと思うと、なかなか決心がつかなかったり、本当に辞めていいのか判断できなかったりすることも少なくありません。「やっぱり会社に残った方がいいのだろうか」と悩む人も少なくないはず。

そこで、今回の記事では、会社を辞めたいと思ったときに考えるべきこと、辞めるときの判断基準などについてまとめました。ぜひ、この記事を参考にして、自分にとって最適な選択肢を見つけてみてください。

会社を辞めたいと思うのは甘え?

会社を辞めたいと思うのは、決して甘えではありません。多くの人が、会社を辞めたいと
思ったことがあります。実際に辞めた人もいれば、辞めなかった人もいますが、どちらが正解というわけでもありません。

しかし、会社を辞めたことで、心身ともに健康になった人もいるし、キャリアアップできた人もいます。したがって、会社を辞めたいというのは、甘えでも逃げでもありません。会社を辞めることすなわち退職することは、すべての労働者が持っている権利です。

会社を辞めたいと思ったとき考えるべきこと

会社を辞めたいと思ったときに、本当に辞めていいのだろうかと踏みとどまる方も多いのではないでしょうか?確かに、思い悩んでいるときは、冷静な判断が難しい状況のことが大半です。さらに、転職は誰しもが成功することでもありません。会社を辞めたいと思ったときは、まずは、ここでご紹介する9つのことを考えてみてください。

会社を辞めたい理由

そもそも、会社を辞めたいと思うのは、なぜでしょうか?会社を辞めたい理由が何かを考えることは、自分の気持ちを整理する上で重要です。

一般的に、退職理由には、労働条件や収入、仕事内容や人間関係、会社の社風や将来性などがあります。理由が1つではなく複数ある場合は、不満に感じている順番に書いてみてください。つらいことや不満に感じていることを書き出してみると、自分が譲れないものや大切にしているものが明確になるでしょう。

退職後の生活資金

もし会社を辞めたとしたら、次の仕事が見つかるまで無収入になるので、退職後の生活資金を確保しておく必要があります。失業保険があるから大丈夫と思っている方もいるのではないでしょうか?しかし、失業保険には需給制限がある上、自己都合退職だと受給までに3ヶ月以上の期間があります。

したがって、次の会社が決まるまでは、貯金を切り崩して生活することになるでしょう。
安易に会社を辞めてしまうと、後悔することになりかねません。「辞めたい」という気持ちだけで衝動的に辞めることは避けてください。

転職のリスク

転職には、リスクが伴います。転職先が決まっても、転職先でも同じことで悩む可能性もあるし、また別の悩みが出てくる可能性もあります。また、転職先が決まらないまま退職するのも、リスクが高いです。転職にはメリットもありますが、リスクもあることを十分に理解しておきましょう。

会社を辞めなくてすむ方法

今抱えている不満を解消するには、会社を辞めるしか方法はないのでしょうか?もしかしたら、会社を辞めなくてもいい方法があるかもしれません。

例えば、仕事内容や人間関係で悩んでいるならば、上司に部署の異動ができるか聞いてみるのも、1つの方法です。会社を辞めたら解決できることがある一方で、会社を辞めなくても解決できることもあるのです。

スキルアップ

もし、収入や仕事内容に不満がある場合、スキルアップすることで解決できる可能性も十分にあります。今の会社で働きながら、努力してスキルアップすることで、収入アップにつながるかもしれないし、やりがいのある仕事を任せてもらえるようになるかもしれません。

どんなスキルを磨くかは、今後のキャリアプラン次第です。今後のキャリアプランを考え、今の自分に必要なスキルが明確になったら、早速スキルアップに向けて頑張りましょう。

例えば、資格を取得するために市販のテキストで勉強したり、スクールに通ってスキルを身に付けたりするのもよいでしょう。無料で利用できるWEB教材などを活用するのも、おすすめです。スキルアップすれば、今の会社で役立つだけでなく、今後転職した場合のアピール材料にもなります。

信頼できる人に相談する

身近に信頼できる人がいたら、相談してみてください。相手は、親や友人、同僚や上司など、信頼できる人ならば誰でも構いません。

自分にはない視点でアドバイスしてもらえたり、話を聴いてもらうことで気持ちが楽になったりして、相談してよかったと思えるはずです。相談したことをきっかけに、問題解決の糸口が見えてくるかもしれません。

考え方を変える

自分自身の考え方を変えることで、状況が改善できることもあります。ポジティブに考えるようにしたり、嫌なことは聞き流すようにしたりすることで、気持ちが楽になることもあるでしょう。
ポジティブに物事を捉えることができるようになると、仕事が楽しくなってくるほか、人間関係も改善されるなど、良い方向に物事が進む可能性があります。また、仕事がすべてではないと割り切ることも、ときには重要です。

休暇を取り仕事から離れてみる

会社を辞めるべきか考えすぎると、煮詰まってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、休暇を取って仕事からいったん離れてみてください。数日間休暇を取れるならば、行ってみたかった場所に旅行するのもおすすめです。1日だけの休暇でも、日帰り旅行したり趣味を満喫したりと、リフレッシュすることは可能です。

仕事からいったん離れてみることで、自分を客観的に見たり、楽に考えることができたりすることにもつながるでしょう。

自己分析を行う

じっくりと考えた上で、会社を辞めようと決断した人もいるでしょう。転職するからには、自己分析が必要です。自己分析がしっかりできてないと、せっかく転職しても失敗に終わる可能性があります。

現在の会社に入社するときも自己分析を行ったと思いますが、そのときと現在では、状況も自分のスキルも異なります。転職を機に、もう一度自己分析を行いましょう。

辞めるべきかどうかの判断基準

仕事を辞めるべきかどうか迷っている方は、以下の判断基準を参考にしてください。会社を辞めたい理由がこの判断基準に合っている場合は、会社を辞めることを検討することをおすすめします。

人間関係がいっこうに改善しない

職場は、一日の大半を過ごす場所です。ハラスメントを受けていたり、理不尽ないじめがあったりする場合は、我慢する必要はありません。会社でのいじめには、上下関係を利用して文句を言わせないようにする巧妙なケースもあります。

ハラスメントやいじめは、自分で解決することが難しい問題です。退職して、しっかりと休養を取ることを検討してください。

仕事が合わない

「現在の仕事がどうしても自分に合わない」という人も少なくありません。1年以上今の仕事で、且つ部署移動も不可能な場合、会社を辞めることを検討してください。

新卒で入社する際、職種を選べないケースが大半です。最初に配属された部署での仕事が、希望職種だったというケースは少ないでしょう。中には、自分にはまったく適していない職種に配属されるケースもあります。自分なりに工夫したものの、やりがいを感じないのであれば、現在の仕事が向いていないのかもしれません。

「最大限の努力をしたけど、やっぱり自分の力を発揮できない」のであれば、退職して、自分の強みやスキルを活かせる仕事を新たに探すことをおすすめします。

過酷な労働環境

極端な長時間労働になっている場合、ブラック企業の可能性があります。上司に相談してもいっこうに改善されない場合、退職を検討してください。無理して働き続けると、心身の不調に繋がる可能性があります。

心身の不調

心や身体の調子が悪いまま働き続けると、症状が悪化する可能性があります。例えば、睡眠障害や食欲の減退、疲労感・倦怠感などは、うつ病の症状と言われています。
会社が原因で、心身に不調を感じるときは、会社から距離を置くことが重要です。長い有給休暇を取るほか、休職して治療をすることもおすすめします。転職を視野に入れつつ、まずは休養しましょう。

会社の経営が不安定

会社の業績が悪くなると、給料が出るのが遅れたり残業代がカットされたりすることがあります。最悪な場合、リストラや倒産に陥る可能性もあるので、会社の経営が不安定な場合は退職を考えることをおすすめします。

ほかにやりたいことが明確

転職の決め手になるのは、ネガティブな理由だけとは限りません。「ほかにやりたいことがある」「キャリアアップしたい」などポジティブな理由で、転職を決断することも大いに考えられます。ほかにやりたいことがあるときは、それを実現するためのキャリアプランや資金の確保なども十分に考えておきましょう。

会社を辞めるときの流れ

退職に向けてやるべきことは、たくさんあります。会社を辞めることを決めたら、会社を辞めるときの流れを把握しておきましょう。会社を辞めるときの流れは、以下の通りです。

退職までのスケジュールを立てる

最初に、退職までのスケジュールを立てましょう。法律では、退職の2週間前に退職する旨を伝えればよいとなっていますが、それはあくまで民法上のルールです。

会社に迷惑をかけないように、計画的に退職手続きを進めてください。

転職先を決める

退職することを会社に伝える前に、転職先を決めることが重要です。転職先が決まっていないまま辞めてしまったら、収入が途絶えてしまう上、無職の期間ができてしまいます。一般的に、転職活動には2~3ヶ月を要します。退職の3ヶ月前には、転職活動を始めてください。

無事に内定を獲得したら、入社日を調整します。稀に現職の退職日よりも前に入社日を設定されることがあるので、入社日をしっかりと確認してください。

退職予定日を決めて生活費を確保しておく

さまざまな事情で、退職してから転職活動をする人もいます。その場合は、会社に退職を切り出す前に、退職日を大まかに決めておきましょう。そして、数ヶ月分の生活費を確保しておきます。少なくとも3ヶ月分の生活費があると、安心です。

上司に退職することを伝える

退職する場合、基本的に、退職の1ヵ月前までにその意思を伝えることになっています。中には、2〜3ヵ月前に退職の意思を伝えるという会社もあるので、事前に就業規則で確認しておきましょう。

直属の上司に退職することを伝えて、退職日が決まったら、「退職願」を提出します。なお、口頭で伝えた内容は、書面やメールでも残すようにすることがポイントです。

引き継ぎを行う

退職日が確定したら、後任者への引き継ぎを行います。自分の業務をまとめたマニュアルを作成しておくと、おおまかな部分は理解してもらえるでしょう。マニュアルだけでは伝えきれないことは、直接説明したり、作業を見てもらったりするなどの工夫が必要です。

引き継ぎは、予定通りに進むとは限らないので、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

各手続きや有給の消化

転職先が未定の場合は、健康保険や税金関係の手続きを自分で行う必要があります。退職後すぐに行う必要があるため、準備する書類などを予め調べておくと安心です。

有給休暇が残っていたら、消化してから退職して構いません。ただし、有給休暇を消化するのは、引き継ぎと挨拶まわりが終わってからにします。

備品の返却や挨拶まわり

退職日には、保険証や社員証、名刺や事務用品などを返却します。机やロッカーの清掃のほか、忘れ物がないかどうかもチェックしてください。
最終日は、お世話になった方々に挨拶回りをしましょう。会社を辞めるから、もう関係ないのではなく、退職してもまたどこかで一緒に仕事をする可能性もあります。
特に、同業種や職種に転職する場合は、その可能性が高いです。例え、苦手な人や合わない人だったとしても、きちんと挨拶しましょう。

会社を辞める際の注意点

会社を辞めることが決まった後も、考えるべきことはあります。円満退職するためにも、以下でご紹介する注意点を確認しておきましょう。

年齢によっては転職が難しい

転職は、年齢によってはかなり難しいです。20代のうちは転職しやすいですが、30代になると、未経験の職種への転職はかなり厳しくなります。
さらに、40代になると、転職のハードルがぐっと高くなります。40代は管理職ポストの求人が多いため、求人数もさほど多くありません。給与も高いので、企業も採用する人を慎重に選ぶようになるでしょう。

50代になると、転職はいっそう難しくなります。転職活動が長期化することは覚悟しておく必要があります。専門スキルやマネジメント能力がない人や希望条件が多い50代は、転職は難しいでしょう。

転職後に給料が低くなる可能性がある

無事に転職できたとしても、給料が今よりも低くなる可能性はあります。特に、未経験の仕事に転職する場合、低い給料からスタートすることがほとんどです。ただし、転職後の会社で長く働けば、収入アップの可能性もあるでしょう。

退職の意思を伝えるタイミング

退職の意思を伝える時期は明確に決まってはいませんが、避けた方がよいタイミングはあります。それは、繁忙期です。繁忙期に退職することを伝えても、忙しいためきちんと取り合ってもらえない可能性があります。上司に迷惑もかけるので、繁忙期以外の時期を選ぶようにしましょう。

退職理由は前向きなものに

円満退職にするには、たとえ退職の本当の理由がネガティブなものであっても、それを正直に伝えるのは避けてください。

退職理由を聞かれたときは、「一身上の都合」「家庭の事業」で構いませんが、さらに深く聞かれたときは、「キャリアアップしたいから」など前向きな退職理由にすることがポイントです。

退職前に転職活動を始める

退職後すぐに転職する予定ならば、退職前から転職活動を始めることをおすすめします。一度ブランク期間を作ってしまうと、転職のハードルが高くなる一方です。在職しながらの転職活動は、面接などのスケジュールを合わせるのが大変ではありますが、経済的な不安を感じることなく、仕事を探すことができるでしょう。

会社を辞めるときはじっくりと考えて計画的に!円満退職を目指そう

「仕事を辞めたい」と思うことは、決して甘えではありません。自分にとってのベストな選択を見つけるには、会社を辞めたい理由や今後のキャリアプランをじっくりと考えてみることが重要です。
そして、現在抱えている悩みを解決する方法は、会社を辞めるだけがすべてでないというコトを理解しておきましょう。会社を辞めないまま悩みを解決する方法もあるので、さまざまな選択肢を考えてみてください。もし、「会社を辞める」と決断した場合、円満退職になることを心がけ、引き継ぎや手続きなどもしっかりと行いましょう。


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