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面接で志望理由を上手に伝えるには?作成手順や基本的内容なども解説

就活正社員転職

面接で聞かれることが多い質問といえば、志望理由です。面接時に、志望理由をどのように伝えようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?志望理由は自己PRできるチャンスです。このチャンスを最大限に活かして、良い結果につなげるには、志望理由の作成手順や基本的内容などを押さえておく必要があります。

この記事では、志望理由の書き方や説得力ある志望動機にする方法などについて解説しています。ぜひ、この記事を参考に、採用担当者の印象に残る志望理由を作成してください。

企業が志望理由を通して知りたいこと

企業が志望理由を聞くのは、なぜでしょうか?それは主に、以下でご紹介する5つのことを知りたいからです。この5つの内容を、的確に説明できる人材は、好印象になりやすいでしょう。

この企業を選んだ理由

1つめは、この企業を選んだ理由です。企業は、「なぜ我が社を選んだのか」「我が社でないと実現できないことは何か」を知りたいと思っています。企業を選んだ理由は、人それぞれ違います。それを自分の言葉で説明することが、重要なのです。

前職で成し遂げたこと

2つめは、前職で成し遂げたことです。企業は、「どんなスキルがある人材なのか」「どんな実績があるのか」を知ることで、「我が社で活躍できそうな人材か」を見極めるのです。

入社意欲

3つめは、入社意欲です。企業は、採用活動に莫大なコストをかけています。したがって、自社が第一希望で、且つ長期間働いてくれる人材を求めています。

ほぼ同等のスキルがある2人の応募者がいる場合、入社意欲が強い人と、さほど強くない人だったら、企業はどちらを採用するでしょうか? 入社意欲の強い人を採用する企業の方が多いはずです。

もちろん、中には、「入社意欲がさほど強くなくても、優秀な人材であれば構わない」という企業もあるかもしれません。しかし、一緒に働くならばこの企業で働きたいと強く思っている人と思っている人がいい」と考える人が多いのも確かです。

自社との相性

4つめは、自社との相性です。入社後に、企業風土になじめなかったり仕事内容が合わなかったりで早々と会社を辞めてしまう人も少なくありません。企業は、人材選びで失敗することのないように、志望動機で自社との相性を確認しているのです。

ビジョンは、企業によって異なります。グローバル展開を目指す企業もあれば、地域密着型を変わらず大切にする企業もあるでしょう。そして、今後挑戦していきたい領域も、さまざまです。
志望動機を通して、企業が目指している方向性と、応募者が進みたい方向性が一致しているかどうかを確認するために、志望動機は必須のツールといえるでしょう。

採用するメリット

5つめは、採用するメリットです。企業は、あなたがどのように企業に貢献してくれるのか、どんなスキルをどのように活かして活躍できそうか、ということを知りたいのです。能力やスキルなども存分にアピールしましょう。

志望理由の作成手順

企業が志望理由を聞く理由がわかったところで、次に、志望理由の作成手順をご紹介します。突然、志望理由を書き出すと、まとまりがない文章になりがち。まずは、企業研究、その次に自己分析を行いましょう。

企業研究する

第1段階は、企業研究です。企業の魅力や仕事の魅力を伝えるには、企業研究が欠かせません。ホームページや求人情報、業界雑誌や新聞などを参考にして、その企業の魅力や強みを把握してください。また、同業他社と比較することで、よりその企業の特徴や魅力が明確になるでしょう。

自己分析する

第2段階は、自己分析です。自分の強みや経験、仕事に対する価値観などを明確にするために、自分のキャリアの棚卸しをしましょう。人生のターニングポイントや仕事選びで重要視しているものなどについて、考えてみてください。

自分と企業の接点を書き出す

第3段階は、自分と企業の接点を書き出すことです。企業研究と自己分析をしっかりと行っていれば、自ずと接点が浮かび上がってくるでしょう。企業に関心を持つようになったきっかけ、応募する仕事で活かせるスキルなどは、オリジナリティある志望動機の素材となります。

志望理由の基本的内容

志望理由は、簡潔でわかりやすいものにする必要があります。だらだらとした長い文章だと、結局何が言いたいのかわからないと思われることもあるでしょう。

面接官の印象に残る志望理由にするには、3段階の組み立てにすること。「企業を選んだ理由」「活かせるスキル経験」「入社後のビジョン」です。これらをテンポよく説明することがポイントです。

その企業を選んだ理由

志望動機を話すときは、最初に結論、つまりその企業を選んだ理由を話すのがポイントです。「ほかの企業ではなぜダメなのか」を伝え、本命企業であることをアピールしてください。

活かせるスキルや経験

次に、応募する仕事に活かせる自分のスキルや経験について説明しましょう。コミュニケーション力やマネジメント力なども、仕事内容によってはアピールポイントになります。

もし、仕事に有利な資格などを取得していなくても、諦める必要はありません。現在スキルを習得するために努力していることについて話すことで、積極的な姿勢を高く評価してもらえる可能性があります。

入社後のキャリアビジョン

締めに、入社後のキャリアビジョンを伝えます。海外入社後にどんなことを成し遂げたいのか、キャリアビジョンを伝えると、入社意欲がより伝わりやすくなるでしょう。

ちなみに、キャリアビジョンは「入社してからすぐ〜5年以内」の短期的な目標と、「入社後5年〜10年以内」の長期的な目標の2つを考えることをおすすめします。

志望理由を話すとき避けたいこと

志望理由は、何でも率直に話せばいいわけではありません。これだけは避けるべきというものもあります。面接では、以下でご紹介する5つのことに注意してください。

ホームページの丸暗記

志望理由が、ホームページの丸暗記になっていませんか?多少言葉を入れ替えても、自分の言葉が見当たらない志望理由は、まったく説得力がありません。ホームページからどうしても引用したい言葉などがあるときは、多用しないように気を付けてください。

また、志望理由が100%オリジナルの内容であっても、丸暗記はしない方がいいでしょう。なぜなら、ふとした瞬間に、暗記していたことを全部忘れてしまう可能性もあるからです。要点だけを覚えておくことをおすすめします。

福利厚生のことばかり話す

福利厚生は、仕事する上で確かに重要なことではあります。しかし、志望理由が福利厚生のことばかりになるのは望ましくありません。

「高収入だから」「残業がほとんどないから」「育休を取りやすいから」などを志望理由にしたら、企業はどのように思うでしょうか?この人を採用したいと思うでしょうか?

面接では、自分にとってのメリットばかり話すのでなく、企業にとってのメリットを話すことが重要です。

自己PRだけになっている

志望理由を伝える際、自己PRだけにならないようにしてください。多少は自己PRと内容が重複するかもしれませんが、最も重要なのは「なぜその会社を志望しているのか」です。

自己PRと志望理由が混同している人は、少なくありません。志望理由を聞かれたら、自己PRではなく、その企業を選んだ理由を説明しましょう。

受け身の姿勢

「御社で成長したい」「御社で学びたい」といった言葉は、受け身の姿勢を感じさせる表現です。企業は、学校ではありません。学ばせてもらおうと考えるのでなく、即戦力として活躍しようという姿勢が重要です。

成長したいと思うこと自体は良いことなので、「どのように成長して、どんなことを実現したい」ということを具体的に説明できるようにしましょう。

転職理由がネガティブ

たとえ、転職理由がネガティブなものだとしても、志望動機で伝える必要はありません。ネガティブな転職理由を話してしまうと、「我が社でも不満に感じることがあったら、また退職するのだろうか」と思われてしまう可能性があります。ネガティブな転職理由をポジティブな表現に変換できるよう、工夫してみてください。

説得力ある志望理由にする方法

志望理由を説得力あるものにするには、3つのコツがあります。この3つのコツを押さえたら、面接官も納得できる志望理由に仕上がるでしょう。

具体的なエピソードを盛り込む

抽象的な表現だと、伝えたいことが何も伝わらない志望理由になってしまいます。説得力ある志望理由にするには、具体的なエピソードを盛り込むことがポイントです。例えば、人数や金額など具体的な数字や、事例、結果などをベースにすることで、説得力ある志望理由に仕上がるでしょう。

ただ「精一杯頑張ります」「素敵だと思いました」といった言葉を並べるだけの志望理由にならないように気を付けてください。

退職理由と志望動機に一貫性を持たせる

転職の場合は、面接で退職理由も聞かれることが多いはず。退職理由と志望動機に一貫性を持たせることで、志望動機がまとまりやすくなります。一貫性を持たせるには、仕事で大切にする軸を決めておくこと。その軸からブレることのないよう、退職理由や志望動機を考えるとよいでしょう。

企業研究をしっかりと行う

業界未経験者は、企業研究をしっかりと行い、不明点はしっかりと調べておくこと。経験者の場合は、業界や企業の現状を踏まえた上での課題を伝えられるとよいでしょう。

未経験の場合、応募したい仕事にスキルが足りないこともあるかもしれません。だからといって諦めるのでなく、自分に足りないスキルを把握し、そのスキルを習得するために行っていることも伝えられると、意欲が伝わりやすくなります。

面接で志望理由を話すときのポイント

いよいよ面接となると、緊張してしまうこともありますよね。でも、せっかく準備したのだから、しっかりと意欲を伝えたいもの。ここでご紹介する4つのポイントを頭に入れて、面接のシミュレーションをしてみるのも、効果的な方法です。

明るく笑顔で

面接で緊張して顔が強張ってしまうこともあるかと思いますが、面接で好印象を与えるには、「明るく笑顔で」が重要です。志望動機の内容がどんなにいいものであっても、暗い表情をしていたら、「本当に入社したいんだろうか」と思われかねません。

早口にならないようにする

緊張すると早口になりやすい人は、要注意です。早口だと、面接官が聞き取れないこともしばしば。丁寧にゆっくり話すことを意識しましょう。早口になりそうなときは、一呼吸置いてみると、落ちついて話せるようになるはずです。

締めくくりは力強く言い切る

志望理由の締めくくりで、改めて熱意を伝えることで、ぐっと印象が良くなります。漠然とした内容だと、面接官の印象に残りにくくなることも。締めくくりの言葉は、具体的な目標などを盛り込みつつ、前向きな表現で力強く言い切りましょう。

簡潔にまとめる

面接は時間が限られているため、志望動機は1〜2分でまとめるのが基本です。実際に声に出してみて、 2分以内でおさまっているか確認するとよいでしょう。家族や友人に聞いてもらい、チェックしてもらうのもおすすめです。

志望理由は志望企業の魅力と自分のスキルを上手に結び付けよう

志望理由を考えるときは、自己分析でも企業研究でも、とにかく掘り下げることが重要です。退職理由と一貫性を持たせることも、忘れずに。そして、志望企業の魅力と自分のスキルを上手に結び付けて、唯一無二の志望理由にしてください。志望理由は、入社意欲を企業の人に伝えるチャンスです。このチャンスを活かして、自分らしさを活かした志望動機を作成しましょう。


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