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面接時ノックは何回?ノックの仕方は?入室から退室までのマナーを解説

面接

就職や転職時に、避けて通れないのが、面接です。面接に向けて、質問対策を行っている方は多いと思いますが、ビジネスマナーもしっかりと身に付けておきましょう。面接時、入室するためにはノックが必要ですが、ノックの仕方にもマナーがあることをご存知でしたか?
この記事では、ノックに関するマナー、入室から退室までの流れなどについて解説しています。面接当日、落ち着いて行動するためにも、この記事を参考にして、ノックの回数やタイミング、入室してからの流れなどを把握しておいてください。

面接ではノックのマナーも重要?

面接では、ノックをする場面が何度かありますが、ただノックをすればいいわけではありません。ノックの回数やタイミングを間違えないようにする必要があります。

ノックのマナーが身に付いていないと、社会人としての常識がない人とみなされやすいです。どんなに仕事のスキルがあっても、基本的なマナーができていないと、不採用になってしまう可能性もあります。

特に、転職面接では、社会人としてのマナーを厳しくチェックされるので、注意してください。

面接時のノックは何回?

面接時のノックの回数は、日本の企業と外資系企業では異なります。日本の企業と外資系企業の両方の面接を受ける方は、使い分けるようにしましょう。

日本の企業の場合

日本の企業では、ノック3回が基本です。ノック3回は、入室確認を意味します。ノック2回は、トイレの空室確認を意味するノックなので、間違えないようにしてください。

外資系企業の場合

外資系企業の場合は、ノック4回が基本です。ノック3回でもOKの外資系企業もありますが、マナー違反となってしまう企業もあるので、ご注意ください。外資系企業では、ノック4回にした方が安心といえるでしょう。

退室までの流れ

面接は、会社に到着したときから始まっていると考えてください。落ち着いてスマートな振る舞いができるよう、事前に受付から退室までの流れを理解しておきましょう。

受付

受付には、スタッフがいるケースと、内線やインターフォンで担当者を呼び出すケースがあります。最近は、受付で事前送付のQRコードを画面提示するケースもあるようです。どの場合でも、大学名と氏名、面接時間、来社理由などを簡潔に伝えてください。

待機

控室または廊下で待機中は、携帯をいじったり、周囲の学生と大きな声でおしゃべりをしたりするのを控えます。スマホの電源は切っておくか、マナーモードにしておくのが基本です。

ノック

面接時間になったら、いよいよ入室です。ノックは、ゆっくりと3回行うのが、基本です。「どうぞお入りください」と言われたら、「失礼いたします」と一言述べてから、扉を開けます。

入室

入室したら、ドアを静かに閉めます。後ろ手に扉を閉めるのではなく、ドアに対して斜めに立つようにしましょう。こうすると、面接官に完全に背を向けずにすみます。
閉め終わったら、面接官の方を向いて、挨拶してください。その後、一礼してから椅子に向かいます。このとき、挨拶と一礼を同時に行うのではなく、挨拶してから一礼することで、好印象になりやすいです。
椅子の前を横切らないように、椅子の左側に立ってから、大学名と名前を名乗ります。ここで、再び一礼しましょう。

着席

面接官に「おかけください」と勧められたら、「失礼いたします」と言ってから着席してください。着席の際は、背もたれにもたれかからないようにします。

挨拶

面接が終わったら、着席したまま一度、お礼の言葉を述べてから一礼します。起立してから、椅子の横で再度一礼してください。面接中、何度も一礼する場面がありますが、1回ずつ感謝の気持ちを込めるようにしましょう。

退室

退出するときは、ドアの手前で面接官の方を向いて、「失礼します」と述べてから最後の一礼をします。退室時の挨拶は忘れてしまう人も多いので、注意しましょう。

その後、退室して、ドアを静かに閉めます。会社のビルを出るまでは、携帯を見たりほかの学生と話をしたりするのも控え、最後まで気を抜かないようにしてください。

ノックに関するマナーQ&A

面接での基本的な流れやノックのマナーについて理解できたものの、まだ不安なこともあるかもしれません。ここでは、ノックに関するさまざまなマナーについてまとめました。ぜひ、ご一読ください。

ノックのスピードは?

ノックは、回数だけでなく、スピードも重要です。ほどよくゆっくりとノックすることを意識してみてください。あまり速いと、高圧的な印象や落ち着かない印象になりやすいです。また、強すぎるノックも避けた方がよいでしょう。

ノックし忘れてしまったら?

緊張のあまり、ノックし忘れて入室してしまうことも、あるかもしれません。その場合は、わざわざ戻ってノックをする必要はありません。

ノックなしで入室するのは、本来はマナー違反ですが、それだけが理由で落ちることはないでしょう。素直に一言謝罪して、気持ちを切り替えて面接に臨むことが重要です。

ドアがない場合やドアが開いている場合は?

面接によっては、会場にドアがないケースや、既にドアが開いているケースも稀にあります。その場合は、もちろんノックは不要です。

ただし、名前を呼ばれるまで、入室しないでください。名前を呼ばれたら、大きな声で返事しましょう。この返事が、ノックの代わりになります。

ノックしても応答がない場合は?

ノックしても応答がないと、入室していいものか迷ってしまいますよね。応答がない場合は、再度3回ノックしてみてください。1回目のときよりも、若干強めにノックするのがポイントです。5秒ほど間を開けてから、「失礼します」と声をかけてから、入室しましょう。

面接官が後から入室する場合は?

転職面接の場合、面接官が後から入室するケースもあります。その場合、「おかけになってお待ちください」と指示があれば、ドアのすぐ近くの席に着席してください。
指示がなければ、立ったまま待機することをおすすめします。ちなみに、待機中は、スマホをいじったり音楽を聴いたりしないようにしましょう。面接官が入室したら、すぐに立ち上がり、挨拶をしてください。その後、一礼します。

集団面接時のノックは?

集団面接は、一次面接で行われることが多いです。複数人が同時に面接を受ける集団面接の場合は、ノックをどうしたらいいのか心配な方もいるのではないでしょうか?
集団面接では、ノックするのは先頭の人のみです。先頭の人とは、最初に名前を呼ばれた人またはドアに一番近い人のことです。2番目以降の人は、ノックする必要がありません。ただし、入室する際に、「失礼します」と挨拶をしてから一礼することは、全員共通です。

面接中荷物をどこに置く?

面接中、荷物の置き場所も悩むところですよね。冬はコートがあるし、雨天時は傘もあったりと、荷物が増えてしまいがちです。鞄・コート・傘を置くときのポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

鞄は、自分の足元に置くのが基本です。自立するタイプの鞄だと、倒れることもないので安心です。自立しないタイプの鞄ならば、椅子の横に立て掛けましょう。置き場所を指定された場合は、指定された場所に置いてください。

コート

コートは、会社の建物に入る前に、脱ぐのが基本です。脱いだコートは腕にかけておきましょう。

面接会場では、畳んでから鞄の上に置きます。このとき、半分に折ってシワのないように畳むのがポイントです。椅子の背もたれにかけたり、床の上に直接置いたりするのは避けてください。

室内にハンガーラックがあっても、勝手に使用しないこと。面接官に勧められたら、お礼を述べてから、使わせていただきましょう。

雨天時は、傘をどこに置いたらいいか悩む人も少なくありません。会社の玄関にある傘立てを利用できない場合は、室内に持ちこむことになります。その場合は、傘を引きずったり、水滴を垂らしたりしないようにしてください。
備え付けの傘用のビニール袋が必ずあるとは限らないので、念のために、タオルや傘専用のビニール袋を持参するとよいでしょう。「社内を汚さないようにする」という配慮が重要です。室内では、鞄の横に傘を置いてください。

面接時に注意するポイント

面接では、表情や目線、声や姿勢など、マナーにまつわるさまざまなポイントもチェックされています。本番に向けて、ここでご紹介するポイントを意識して面接の練習をしてみることをおすすめします。

表情や目線

面接中は、面接官の目を見ながら、自然な笑顔を心がけましょう。複数の面接官がいる場合は、話している面接官または中央の面接官を見るようにしてください。緊張するかもしれませんが、笑顔を忘れずに、柔らかい表情にしたいですね。

声は、「元気よく大きく」がポイントです。ぼそぼそと話していたら、入社意欲がないのではと思われかねません。特に、挨拶はコミュニケーションの基本です。挨拶を気持ちよくできると、第一印象が良くなるでしょう。

姿勢

姿勢は、立っているとき座っているとき問わず、胸を張って背筋を伸ばすのが基本です。座るときは、背もたれにもたれたり、猫背になったりしないでください。椅子の半分くらいの位置に座って、顎を引いて背筋を伸ばします。

男性は、足を軽く開いて、手は膝の上に置いてください。女性は膝をくっつけて足を揃えて座りましょう。両手は、膝の上に両手を重ねます。

清潔感ある身だしなみ

面接では、清潔感ある身だしなみが必須です。スーツやシャツなどにシワや汚れがないように、前日までにキレイな状態にしてハンガーにかけておきましょう。

意外と見落としてしまうのが、靴です。靴が汚れていると、清潔感がない人に思われやすいです。靴のお手入れも、忘れずに。

また、髪やひげ、爪なども長すぎないか、前日までにチェックしておきましょう。女性は、香水やアクセサリーを避けた方が安心です。メイクは、ナチュラルメイクを心がけてください。

家を出発する前、身だしなみを整えていても、会場に到着する頃には、髪がぼさぼさになっていたり、服が汚れていたりする可能性もあります。建物に入る前に身だしなみを確認できるよう、コンパクトミラーを常備しておくとよいでしょう。

そのほか注意したいマナー

会社がある建物に一歩入った時点で、面接は始まっています。面接官がいないところでも、社会人としてのマナーをきちんと押さえておきましょう。ここでご紹介する3つのポイントもしっかりと頭に入れておいてください。

10分前には会場に到着

会場に到着するのは、面接10分前が一般的です。交通事情や体調不良など、やむを得ない事情で、面接時間にどうしても間に合わないときは、早めに電話で連絡してください。遅刻の理由と到着予定時間を担当者に伝えます。

遅刻の理由が正当なものであり、且つ、面接官のスケジュール調整が可能であれば、その日面接を受けさせてもらえるかもしれません。

また、到着が早過ぎるのも、会社に迷惑をかけてしまうことになります。約束の時間を守ることも、ビジネスマナーの1つです。面接10分前に会場に到着するように、時間を上手に管理しましょう。

スマホはマナーモード

スマホは、建物に入る前に、マナーモードに設定してください。スマホの電源を切っておいても構いませんが、企業訪問の際に受付でQRコードを掲示する場合は、マナーモードにしておく必要があります。

面接中に着信音を鳴らすのも、面接前にスマホを操作するのも、ネガティブな印象になりやすいです。社内では、スマホに触らないようにしましょう。

名刺は受け取るのみ

転職面接の場合、面接前に面接官が名刺を渡してくることがあります。名刺は、受け取るだけで、自分の名刺を差し出す必要はありません。

名刺を受け取るときは、両手で丁寧に受け取ってください。目の前に机がある場合は、面接官が座っている順番に机に名刺を並べておきましょう。机がない場合は、面接官の名前を確認してから、名刺入れへしまってください。

面接のノックもビジネスマナーの1つ!マナーを守って好印象を与えよう

面接は、社会人としてのビジネスマナーが身に付いているかを見極められる場でもあります。ノックの回数やタイミングを意識するだけでなく、1つひとつの作業を丁寧に行うようにしましょう。

「お忙しい中時間を作っていただいている」という感謝の気持ちがあれば、自然と丁寧な立ち居振る舞いになるはずです。面接では、ビジネスマナーをしっかりと守って、好印象を与えられるようになりましょう。


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