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面接の入退室時の流れやマナーを徹底解説!会社訪問時のマナーなども紹介

マナー面接

面接のときは、質疑応答の準備をするだけでなく、入退室時の流れやマナーもきちんと押さえていますか?面接当日、どんなに立派な受け答えができていても、基本的なマナーが守れていないと、好印象にはなりません。むしろ、マイナス評価になることもあります。

入退室時の流れやマナーをきちんと理解しているかどうかは、当日の立ち居振る舞いでわかるものです。当日、自信を持って落ち着いて行動するためにも、しっかりと頭に入れておく必要があります。

この記事では、面接の入退室時の流れやマナーについて、徹底解説しています。面接の予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

面接官が入退室時に見ているポイント

面接では緊張してしまい、思ったように話せなかったという人もいるかもしれません。しかし、面接官は、受け答え以外にもさまざまなポイントを見ています。例えば、礼儀が身に付いているか、気配りができるかということです。

礼儀が身に付いているか

入室時の立ち居振る舞いを見れば、礼儀が身に付いているかは一目瞭然です。挨拶やお礼などがきちんとできる人は、それだけで印象が良くなるでしょう。歩き方やドアの開け方、ノックの仕方などにも、人柄は表れます。

礼儀は、一日で突然身に付くものではありません。日頃から挨拶やお礼をきちんとしている人は、面接の場でも、いつも通りに丁寧な所作ができるのです。

気配りができるか

気配りができることも、重要なポイントです。気配りのできる人は、周囲の状況を的確に把握し、自ら進んで行動できる人です。また、気配りのできる人はコミュニケーション力がある人でもあり、周囲の雰囲気を明るくするために、気持ちのよい挨拶も忘れません。

面接では、必ずしも、毎回同じ流れだとは限りません。ときに、いつもと違う流れだったり何かアクシデントがあったりすることもあるでしょう。そんなときでも、落ち着いて的確な行動ができる人は、気配り上手な人として高く評価されやすいです。

面接当日に向けて準備すること

面接当日は慌ただしいので、前日までにできるだけ準備をしておいてください。準備しておきたいことは、身だしなみ・当日の持ち物・交通手段の確認の3つです。

清潔感ある身だしなみ

身だしなみも、社会人としてのマナーです。面接当日に、スーツやシャツのシワが目立っていたり、靴が汚れていたりしたら、清潔感ある身だしなみとは言えないでしょう。

面接前日までに、シャツやハンカチにアイロンがけしたり、ジャケットをハンガーにかけたり靴を磨いたりと準備しておいてください。襟や袖口が汚れていないか、ほつれていないか、ズボンの折り目がついているか、などもしっかりとチェックします。

清潔感ある身だしなみのポイントになるのが、頭髪・爪・足元の3つです。自分では意外と目につかないけど、人が見ると気になる箇所といえるでしょう。この3つを整えることを意識するだけで、より清潔感ある身だしなみになるはずです。

当日の持ち物

主な持ち物は、以下の通りです。持ち物の指示がなくても、以下の7点は持参するようにしましょう。

履歴書とエントリーシートのコピー
筆記用具
ハンカチやティッシュ
腕時計
印鑑
身分証明書
スケジュールがわかるもの

履歴書とエントリーシートは、すでに書類選考で提出済みですが、面接では書類に記載した内容を深掘りされることが多いです。面接直前に、履歴書とエントリーシートの内容を確認できるように、コピーを入れておくとよいでしょう。

筆記用具は、シンプルなものにします。メモを取るときやアンケートを記入するときに使うので、キャラクターものや派手なものなどは避けてください。

そのほか、あると便利なものとして、クリアファイルや折り畳み傘、予備のストッキングなどがあります。資料や書類を渡されたときに、クリアファイルがあると便利ですよ。

履歴書とエントリーシートのコピーもクリアファイルに入れておくと、鞄の中でぐしゃぐしゃになる心配もありません。

交通手段の確認

自宅から会社の最寄り駅までのアクセス方法は、事前に乗換アプリなどで確認している方が多いはず。しかし、電車のトラブルにより、当日遅延したり運行停止になる可能性もあります。

万が一に備えて、ほかの路線やバスなどを使ってアクセスする方法も、確認しておきましょう。そして、当日は、電車が予定通りに運行するとは限らないので、時間に余裕を持って家を出発してください。

訪問時の流れとマナー

会社のビルに一歩入ったときから、面接は始まっていると考えてください。流れを頭に入れておくことで、スマートな行動ができるようになります。それでは、訪問してから面接開始までの流れをご紹介します。

10分前には到着

面接の時間の10分前には、会場に到着するのがマナーです。もちろん遅刻NGですが、到着が早すぎるのも良くありません。待機するための部屋を確保するなど、担当者に迷惑をかけることになってしまいます。

コートは建物入口で脱ぐ

冬はコートを着て面接に向かう人も多いかと思いますが、ビル入口でコートを脱いでください。上下半分にしてシワのないようにしてから、腕にかけて持つようにします。

スマホはマナーモード

ビル内では、スマホはマナーモード設定が基本です。面接中でなくても、ビル内で着信音を鳴らすのは避けてください。ビルに入る前にマナーモードにしておけば、ビル内でスマホをいじる必要がなくなります。

受付では用件をハッキリと

受付は、受付担当者の人に取り次いでもらうケースもあれば、受付に設置されている電話を使って採用担当者に直接連絡するケースもあります。

どちらのケースでも、約束の時間・来社時間・自分の名前・採用担当者の名前を、はきはきと伝えてください。

入室時の流れとマナー

面接会場に入出時の流れとマナーも、押さえておきましょう。入室時の立ち居振る舞いは、第一印象を大きく左右します。ノックの回数やお辞儀のタイミング、ドアの閉め方などさまざまなポイントがあるので、1つずつチェックしてください。

ドアをノックする

最初に、ドアを3回ノックします。ノックは、あまり強く叩いたり早く叩いたりすると、良い印象を与えません。ゆっくりと落ち着いてノックすることがポイントです。ちなみに、集団面接の場合、2番目以降の人はノックは不要です。

万が一、面接官の声が聞こえない場合は、再度ノックを3回してください。それでも返事がない場合は、「失礼いたします」と挨拶してから、入室して構いません。

返事をした後ドアを開ける

中にいる面接官に「どうぞお入りください」と入室を許可されたら、ひと呼吸おいてから
ドアを開けてください。

入室時は、「失礼いたします」の一言と自然な笑顔も忘れずに。ちなみに、1つの行動が終わってから次の行動に移るのがポイントです。返事をしながらドアを開けるなど、2つの行動を同時に行うのは、失礼な行為になります。

ドアを静かに閉める

ドアを閉めるときは、両手を添えて静かに閉めてください。このとき、完全に面接官に背を向けるのではなく、少し斜めを向くような感じで、ドアに向き合います。後ろ手でドアを閉めないことが、基本です。

扉開放中という貼り紙がある場合は、扉を開けたままにしておいてください。気になる場合は、面接官に伺いを立てても構いません。

面接官にお辞儀

ドアを閉めたところで、面接官の方を向いて、およそ30度の角度でお辞儀をします。お辞儀の前に、「よろしくお願いいたします」と述べると、丁寧な印象になります。

椅子の横に立つ

お辞儀をしたら、椅子の横に移動して、「本日はよろしくお願いいたします」と改めて挨拶しましょう。椅子の横で、姿勢を意識して立ち、面接官の指示を待ちます。

着席

「どうぞお座りください」と声を掛けられたら、「失礼いたします」と述べてから浅めのお辞儀をします。お辞儀をしたら着席ですが、声を掛けられる前に着席したらマナー違反になるので、ご注意ください。

着席するときは、深く腰掛けすぎないようにします。背もたれからこぶし一つ分くらいを開けるとよいでしょう。男性は、足を広げすぎず、女性は足を揃えて座ります。背筋を伸ばして、あごを少し引いてみてくださいね。

退室時の流れとマナー

退室時は、ようやく面接が終わったと気を抜いてしまいがちです。しかし、退室は、面接の締めくくりになる重要な部分です。まだまだ油断せず、気を引き締めましょう。

座ったままお礼を

面接が終了したら、椅子に座ったままお礼の言葉を述べます。面接官の目をまっすぐに見ながら、お礼の言葉を述べると、好印象です。その後、頭を深く下げてお辞儀をしましょう。

椅子の横でお辞儀

立ち上がったら、椅子を元の位置に戻しておきます。すぐにドアの方に向かうのではなく、椅子の横に立ち、再度お辞儀をしてください。ひと呼吸おいてから、ドアに向かって進みましょう。

ドアの前で再びお辞儀

退室前に、ドアの前で面接官の方を向いて、「失礼いたします」と述べてから最後のお辞儀です。その後、静かに退室して廊下へ出ましょう。

入退室時のQ&A

入退室時の基本的な流れを理解できたものの、イレギュラーなケースもあります。特に、転職面接の場合は、一般の面接と異なることがあります。どんなケースがあるのか、1つずつ見てみましょう。

面接官より先に入室する場合は?

転職面接の場合は、面接官よりも先に会場に入室することがあります。その場合は、場所の指示がない限り、下座に立ったまま待機してください。着席を促されたら、椅子にかけて待機します。

椅子に座る際、鞄は椅子の横に置き、書類は机の上に出しておきます。面接官が入室したら、起立してはきはきと挨拶しましょう。着席を促されたら、椅子に座ります。

名刺を渡されたらどうする?

転職面接時は、面接官から名刺を渡されることもありますが、その際に自分の現職の名刺を渡す必要はありません。名刺を渡したら、かえって失礼になります。

名刺を渡されたときは、自分の名前を改めて伝えてください。両手で受け取ってからお辞儀をし、名刺を軽く確認してから机の左側に置いておきます。机がない場合は、担当者の名前を確認後、名刺入れにしまって構いません。

見送ってもらうときの対応は?

面接後、エレベーターやビル入口まで見送っていただくことがあります。その場合は、面接官の1~2歩後ろを歩くようにしてください。自分が先に行かないようにします。

エレベーターまで見送って頂く場合は、エレベーターに乗ったら、お礼を述べてから「閉」のボタンを押します。その後、お辞儀をして、ドアが閉まるまで頭を下げたままにしてください。

もし、ほかにもエレベーターに乗っている人がいたら、声のトーンを低めにして、軽く会釈する程度で構いません。

ビル入口まで見送って頂く場合は、入口でお礼を伝えます。「失礼いたします」と一礼してからビルを出てください。送っていただく途中で、雑談をふられた場合、相手に合わせてきちんとコミュニケーションしましょう。

鞄やコートはどこに置く?

鞄は、椅子の横に置くか立て掛けておきます。自立するタイプの鞄だと、床においても倒れる心配がありません。コートは、二つ折りにしてから背もたれに欠けてください。

室内にハンガーラックがあっても、無断で使用してはいけません。使用したい場合は、使ってもよいか許可を取ることが必須です。

傘は傘立てに入れてもよい?

雨の日は、傘の置き場所に悩むところですよね。会場入口に傘立てがあれば、利用してよいです。傘立てがない場合は、面接会場に持ち込むことになります。

その際、入口で、傘をビニール袋に入れておいてください。面接会場を濡らさないようにするのが、マナーです。

WEB面接の場合の入退室は?

近年、オンラインでのWEB面接が増加しています。今後、応募する企業の選考でも、WEB面接があるかもしれません。念のために、WEB面接の流れも確認しておきましょう。

WEB面接では、面接開始の約5分前にログインします。先方から入室時間の指示がある場合は、従ってください。担当の面接官がログインしたら面接開始ですが、複数の面接官がいる場合は全員揃うまで待機になります。

WEB面接が終了したら、お礼を述べてからお辞儀をします。ここまでは、通常の面接と同じですね。

WEB面接では、面接官より先に接続を切らないのがマナーです。ただし、先方から退室を促されたり、面接終了時間を過ぎても退室しない場合は、ひと声かけてからログアウトして構いません。

マスクをつけたままでもよい?

2023年春から、マスクの着用は個人の判断に委ねられるようになったものの、マスクをつけたままの方が安心するという人も少なくありません。特に、面接では、マスクを着けている方が緊張しないという人もいるのではないでしょうか?

マスク着用については、企業によって考え方が異なります。マスクを付けたままでよいか気になる場合、入室後の自己紹介が終わったときに確認してみるとよいでしょう。

「マスクを着けたままでよいでしょうか?」と伺い、問題なければ、マスクをつけたままでよいです。

なお、マスクも服装同様、清潔感が重要です。白や水色などシンプルなものがおすすめです。

入退室時のふるまいにも気を配ろう!社会人としてのマナーを徹底すること

面接では、基本的なビジネスマナーが身に付いているかもチェックされます。入退室時のふるまいや身だしなみは、特に第一印象を左右するので、しっかりと気を配りたいものです。

何度も練習しておくと、当日緊張せずに、落ち着いてふるまうことができます。志望理由や自己PRなどをきちんと話せることも重要ですが、ふるまいにも気を配って、ほかの応募者と差をつけましょう。


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