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施工管理の仕事は未経験でもできる?仕事内容や取るべき資格などを紹介

施工管理未経験第二新卒転職

「施工管理ってどんな仕事?未経験でもできる?」「仕事はきつい?自分でもできるだろうか」と気になっている方もいるのではないでしょうか?施工管理は、活躍できる現場も仕事内容も、実にさまざまです。この仕事ならではの魅力もあれば、注意したい点もあります。応募する前に、施工管理がどんなものか、まずはしっかりと理解しましょう。この記事では、施工管理を目指す上で知っておきたい仕事内容や重宝される資格、企業の選び方などをご紹介します。施工管理について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

施工管理の仕事は未経験でもできる?

施工管理の仕事は、一見ハードルが高そうですが、未経験でも可能です。業界全体が人材不足のため、未経験者も積極的に受け入れています。未経験で入社した場合、最初からすべての仕事を任されるわけではないので、安心してください。
最初は先輩についてサポート業務を行いながら、仕事の流れを把握したり知識を身に付けたりします。未経験でも、経験を積み重ねることで成長し、幅広い仕事をこなせるようになるでしょう。

仕事に役立つスキル

専門的な知識は入社後に身に付けられますが、ワードやエクセルで報告書や予算表などを作成するため、パソコンの基本的な操作ができると便利です。更に、CADの基本スキルや簿記3級以上の資格があると、選考時に有利になりやすいです。

未経験で応募可能なのは30代前半まで

未経験者を積極的に採用する起業は増えているものの、せっかく採用するならわかいひとがいいというのが企業の本音です。それは、せっかく投資するからには、長く働いてほしいからです。
年齢が高いと、勤続年数も短くなってしまいます。施工管理の仕事に未経験で転職する場合は、30代前半までがおすすめです。40代以降がダメというわけではありませんが、20代や30代前半と比較するとハードルが高くなってしまいます。

施工管理の仕事内容

施工管理は、建設工事の準備から完成まで、プロジェクト全体を指揮・管理するのが仕事です。建設するものはさまざまで、商業施設やオフィスビルを建設するケースもあれば、戸建住宅やマンション、スーパーなどを建設するケースもあります。

さまざまな施設・設備が計画通りに施工できるよう、現場監督を務めますが、仕事は現場での業務だけではありません。あらゆる事務作業も行います。

それでは、施工管理で重要な4大管理をご紹介します。4大管理とは、工程管理・品質管理・安全管理・原価管理の4つのことです。

工程管理

工程管理は、納期に間に合うように、各工程の実行計画を立てます。工程表を作成するのはもちろんのこと、職人や機材を手配したり、現場で指示出ししたりするのも、工程管理の役割です。

天候やトラブルによって作業が遅れたときは、必ず工期に間に合うように、工夫・調整しなければいけません。工事の規模が大きくなるほど、作業員数も資材・重機なども増えるので、スケジュール調整も大変です。

品質管理

品質管理は、建設で使用する材料の寸法や品質を管理します。設計図や仕様書に記載されている規格を満たしているかチェックします。

工程ごとの品質を証明するために、写真撮影も欠かせません。完成時には、建物の強度や安全性などに問題がないか、規定を満たしているかどうかなどをチェックします。

安全管理

安全管理は、作業員が安全に工事を進められるように環境や設備を整えます。作業員向けの安全教育、健康管理や現場パトロール、雨天・荒天時の作業判断、高所作業時の安全策の立案、周辺住民・通行人の安全を守るための注意喚起など、やるべき仕事はたくさん。
消火器や手すりの設置、法令違反をなくすための指導など、責任ある仕事といえるでしょう。

原価管理

原価管理は、会社が利益を得られるように、工事費用の管理を行います。工事には、人件費、材料費、重機のレンタル代などがかかりますが、これらを予算内に収めなければいけません。
予算を安くしたいからといって、とにかく安い材料を仕入れたらいいわけではなく、建物の仕上がりの品質も守る必要があります。
見積書の作成から、原価の計算、資材・作業内容等の調整、人員の適切な配置まで、幅広い管理が求められるのが、原価管理です。

施工管理の仕事の魅力

施工管理の仕事は幅広く責任も重いですが、魅力も多いです。とはいえ、施工管理の仕事を実際にやっていないと、わからないかもしれません。具体的にどんな魅力があるのか、ご紹介します。

安定した需要がある

私たちが住むところに、建物や公共交通機関がある限り、建築に関する仕事はなくなりません。デジタル化が進んでいるのは事実ですが、施工管理の仕事は人が行う必要があります。したがって、施工管理は、安定した需要そして将来性がある仕事といえるでしょう。

達成感がある

この仕事は、計画通りに進まないこともしょっちゅうです。悪天候やトラブルによって仕事が難航することもありますが、みんなで協力し合いながら課題を1つずつ乗り越えていくことで、達成感を感じることができます。
そして、自分の手掛けた建物が無事に完成し、形として残ることにやりがいを感じる人も少なくありません。

地域や社会に貢献できる

道路や河川、鉄道などのインフラ建設に携わる場合、ときには国家的プロジェクトに携わることもあります。社会インフラが老朽化すればメンテナンスの必要が生じます。仕事を通じて、地域や社会に貢献しているというやりがいを感じることができるでしょう。

地域住民の暮らしを支える

戸建やマンション、ビルなどの新築・リノベーション工事に携わると、住民や利用者から直接喜びの言葉をいただけることがあります。そんなとき、地域住民の暮らしを支えていることを実感するでしょう。

また、商業施設や複合ビルなどの建設では、施設に多くの人々が訪れる光景を目にしたとき、地域や社会の活性化に貢献できたと感じられる人が多いようです。

年収が高い

一般的に、施工管理は、ほかの職種よりも平均年収が高めです。施工管理の平均年収は約470万円ですが、資格を取得すれば年収アップも可能です。ただし、年収には残業手当や資格手当も含まれます。
したがって、未経験のうちはさほど残業もないので、最初から年収が高いわけではありません。経験を積み資格を取得することで、年収アップを目指しましょう。

求人が豊富

施工管理技士は、法律によって、必ず工事現場に配置することが定められています。したがって、あらゆる工事がある限り、施工管理技士の需要がなくなることはありません。
また、団塊世代の大量退職により、人手不足になっています。求人ニーズはいっそう高まり、転職先の選択肢も豊富です。既に資格を取得していると、即戦力として活躍できるので、転職活動が有利になりやすいです。

施工管理の仕事の注意点

魅力が多い一方で、施工管理には大変な面もあります。例えば、休日が少なかったり、顧客や職人さんとのコミュニケーションが大変だったりすることもあるでしょう。施工管理の仕事に応募する前に、6つの注意点を理解しておくことをおすすめします。

休日が少ない

施工管理は休日が少なめで、特に土曜の休日がないところが多いです。また、雨の日が続いたり設計変更したりとトラブルがあると、工事のスケジュールが遅れ、休日返上で仕事することもあります。土日はしっかり休みたいという方には、難しいかもしれません。

残業が多い

建設業界は、残業が多いことでも知られていますが、繁忙期や施工間際になると、さらに残業が多くなりやすいです。施工管理も時期によっては残業が増えるので、人によっては仕事がきついと感じるかもしれません。

顧客や職人さんとのコミュニケーションが大変

施工管理は、顧客や職人さんとのコミュニケーションが大変です。発注者と現場の板挟みになることも多く、調整に気疲れすることもあるかもしれません。
また、職人さんも付き合いやすい人ばかりだったらいいのですが、中には、こだわりが強い人や気難しい人などもいます。
職人さんと上手にやっていくためには、報告・連絡・相談を徹底することも欠かせません。
飲み会があれば参加するなど、積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。

労働環境が悪いこともある

施工管理といっても、働く場所は工事現場です。中には、トイレが汚い現場もあります。泥だらけの状態でトイレを使用することもあるので、綺麗好きな人にとってはきついかもしれません。
また、工事現場は外のため、夏は暑さ、冬は寒さが厳しいです。特に、夏は大変です。現場では、安全のために、季節問わず「厚手、長袖長ズボン」です。汗だくでも作業着を脱げないので、暑いのが苦手な人にとってはつらいかもしれません。

雑用が多い

施工管理は、現場が働きやすい環境を作るのも仕事なので、伝票整理や現場の掃除、職人さんの飲み物の準備、ゴミ捨てなど、雑用も多いです。特に、未経験者は、雑用がほとんどです。

雑用を嫌がらず率先してこなせる人は、どの現場でも重宝されるでしょう。雑用をこなすことは、施工管理としての第一歩でもあるのです。

転勤の可能性もある

全国展開している大手企業の場合、転勤の可能性もあります。人によっては、現場が終わるごとに、転勤する人もいます。転勤を避けたい方は、地域密着の中小企業がおすすめです。

地域に根付いた中小企業の場合、特定エリアでの仕事に限定されるため、転勤になることはほぼないでしょう。

施工管理で重宝される資格

施工管理の仕事は資格がなくても行えますが、入社後に資格を取得する人が多いです。

法律で「工事現場には必ず、特定の国家資格・実務試験を有した技術者を配置しなければいけない」と定められているため、企業としては資格所持者を増やして、受注できる工事の件数を増やしたいのです。

資格取得には、実務経験が必須です。経験を積みながら、資格を取得するという流れが一般的でしょう。資格を取得すると確実にキャリアアップできるのは、施工管理ならではの魅力といえます。それでは、施工管理の資格をご紹介します。

建築施工管理技士

1つめは、建築施工管理技士です。建築現場の施工に関連する知識を身に付ける技術者として認められる国家資格で、まずは2級施工管理技士の取得を目指したいところです。

2級施工管理技士」になると、現場で主任技術者や管理技士になることが可能です。主任技術者は、一般的な施工管理の仕事から、 適正な工事・施工が行われるよう管理する仕事まで幅広く行うので、責任もやりがいもあります。
もっとキャリアアップしたい方は、「1級建築施工管理技士」の資格を取得しましょう。主任技術者だけでなく、各現場を巡回して業者さんに対する安全管理・技術面での指導も行えるようになります。大規模工事における現場全体のまとめ役としても活躍できるでしょう。
大卒の場合は、1年半以上の実務経験があれば、受験可能です。未経験の場合、現場で実務経験を確実に積みながら、資格の取得を目指す人が多く見られます。

建築機械施工技士

2つめは、建築機械施工技士です。建設現場で使われるブルドーザーやショベルなど建設機械の施工管理を行う技術者として証明される国家資格で、2級と1級があります。

2級は一般建設業の工事現場のみ、1級は特定建設業の工事現場でも働くことが可能です。また権限や業務範囲も異なり、1級になると責任ある立場として活躍できるでしょう。

この資格は、ディベロッパーやゼネコン、ハウスメーカー、不動産会社、建設会社、工務店など建築関係の会社に勤務する際に役立ちます。

電気通信工事施工管理技士

3つめは、電気通信工事施工管理技士です。電話やインターネット、防犯カメラ、放送設備など電気通信工事の施工監理を行うときに必要な技術者で、建設現場で専任技術者や監理技術者、主任技術者としても活躍できます。

電気通信業に転職するときや公共事業の仕事を受注するときも、この資格があると、有利になりやすいでしょう。

電気工事施工管理技士

4つめは、電気工事施工管理技士です。電気工事の施工監理を行う技術者の資格で、照明や変電・送電設備、信号や配線など電気系の設備の新設・改修を行う際に必須です。

建物には電気が必須のため、需要が高い資格といえるでしょう。電気施工会社や建設会社に就職するときにも、有利です。

造園施工管理技士

5つめは、造園施工管理技士です。公園や庭園、遊園地、道路の緑化などの造園工事で、主に施工管理を行います。2級取得で主任技術者、1級取得で監理技術者になることが可能です。造園会社などで実務経験を積んでから受験するという流れが、一般的です。

管工事施工管理技士

6つめは、管工事施工管理技士です。配管工事は無資格でもできるものの、管工事施工管理技士の資格があると、空調設備やガス配管・ダクト工事、上下水道設備などの工事で、2級は主任技術者、1級は監理技術者として働くことができます。

土木施工管理技士

7 つめは、土木施工管理技士です。橋や道路、トンネル、ダムなどの土木工事で、現場の施工監理の技術があることを証明する資格で、この資格があると、土木会社や建設会社などに就職する際に有利になりやすいでしょう。

施工管理の1日の仕事内容

施工管理の1日の仕事内容は、ケースによっても異なります。一般的な場合・繁忙期の場合・雨の日の場合・新人の場合とケース別にご紹介しますので、1日の流れをイメージしてみてください。

一般的な場合

7時出勤で、朝礼後に工事開始です。工事の巡回や現場の写真撮影のほか、職人さんへの指示も行います。昼休憩後は、打ち合わせや巡回、事務作業などが主で、17時半頃に工事が終了します。晴れている日は、現場巡回がメインになるでしょう。

現場での仕事を終えたら、事務所で事務作業を行います。退勤は、20時頃です。

繁忙期の場合

仕事内容は、一般的な場合とほぼ同じですが、工事終了後の事務作業時間が増え、帰宅が22時頃になります。繁忙期は残業が多くなると考えておくとよいでしょう。

雨の日の場合

雨の日は工事できないことが多いため、事務作業がメインになります。事務作業も多岐にわたり、工事の進捗の確認から、施工計画の修正、予算の修正、各業者への発注、工事現場の写真の整理、図面のチェックまで、さまざまな仕事をこなさなければいけません。

新人の場合

新人は、3ヶ月間の座学形式の集団研修を終えてから、各エリアに配属されます。最初から難しい業務を任される心配はありません。先輩社員に同行して現場を周って、現場の一連の流れを把握します。
事務所でも、先輩社員に教わりながら、近隣住民への挨拶文の作成など、さまざまな事務作業を行います。
仕事に慣れてきたら、いよいよ一人で現場担当です。現場の掃除や写真撮影、職人さんの飲み物の準備、朝礼で当日の作業内容の説明など、簡単な業務から始め、徐々に業務レベルを上げていきます。出勤時間や退勤時間は、先輩社員と変わりません。

未経験で施工管理の求人を選ぶときのポイント

未経験で施工管理の仕事に挑戦する場合、どのように求人を見つけたらいいかわからない方もいるのではないでしょうか?確かに、求人は多数あるので、そこから自分に合う物を見つけるのは大変です。

そこで、未経験で施工管理の求人を選ぶときのポイントを4つご紹介します。求人を選ぶときの参考にしてみてください。

作りたいもので選ぶ

施工管理は、企業によって作るものは異なります。例えば、都心の大型商業施設を作るところもあれば、一軒家を作るところもあります。

また、高速道路やトンネルを作るところもあるし、公園や緑地などの造園工事を行うところもあり、実にさまざまです。まずは、施工管理の求人を見て、自分が興味あるものを作っている企業を探してみるとよいでしょう。

派遣か正社員かどちらかを選ぶ

施工管理は、派遣と正社員で募集があります。正社員を望む人が多いですが、誰にとっても正社員が最適な働き方とはいえません。安定を求めるのであれば正社員ですが、年収を重視したい方には派遣が向いています。自分にとって最適の働き方がどちらか考えてみてください。

未経験を育てるサポート体制が整っている企業を選ぶ

近年、未経験者や第二新卒者の採用をする企業が増えているため、未経験を育てるサポート体制が整っている企業も多いといわれています。
しかし、念のために、応募の際には、具体的にどんなサポート体制があるか、質問してみることをおすすめします。未経験で、施工管理の仕事に挑戦するのに不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
施工管理が未経験でも安心して働ける環境かどうか確認した上で、応募することをおすすめします。

資格取得制度がある企業を選ぶ

施工管理未経験の方が会社を選ぶとき、資格取得制度がある企業を選ぶとよいでしょう。入社後に施工管理は「施工管理技士」などの資格を取得したいと考える人は少なくありません。

しかし、資格取得には、受験費用やテキスト代など、お金がかかります。 資格取得に関する費用をサポートしたり、資格取得のための勉強会を開催したりするのが、資格取得支援制度です。

なお、求人に記載されていなくても、資格取得支援を行っている企業もあるので、応募または 面接の際に、資格取得制度があるか聞いてみるとよいでしょう。資格を取得したいという意欲のアピールにもなります。

未経験でも施工管理の仕事に挑戦できる!実務経験を積みながら資格取得しよう

施工管理は決して楽な仕事ではありません。納期に必ず間に合わせるために、さまざまな調整も必要になります。

しかし、やりがいを感じることも多い仕事です。施工管理の仕事に関心がある方は、まず「何を作りたいのか」を考えてみてください。

そして、それを実現できるのはどの仕事か、将来的にはどの資格が必要かなどを考えておくと、キャリアアップもしやすくなります。未経験歓迎の企業は多いので、実務経験を積みながら資格取得を目指しましょう。


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