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接客業の志望動機の作成ポイントは?必要なスキルやおすすめの資格も紹介

接客業

接客業に挑戦してみたいものの、志望動機をどのように書いたらよいかわからない方も多いのではないでしょうか?接客業は、資格が必要なく、誰でも応募可能です。たくさんの人が応募する中、採用者の目にとまりやすいのは、意欲が伝わる志望動機です。

そこで、今回は接客業の志望動機の作成ポイント、必要なスキルやおすすめの資格などについて、解説します。接客業の仕事に受かりやすくなる志望動機を作成できるようになりましょう。


接客業とは

接客業とは、お店や施設のお客様をもてなしたり、商品やサービスを提供したりする仕事のことです。そのほかにも、在庫管理や顧客管理、清掃作業なども行います。顧客満足度を高めるために、さまざまな配慮も求められる仕事です。

具体的には、飲食店のホールスタッフやアパレルショップの販売員、スーパーやコンビニのレジスタッフ、遊園地のスタッフやホテルのフロントなどが、接客業に該当します。

サービス業との違い

接客業とサービス業は混同されやすいですが、定義が異なります。接客業は、「お客様と直接コミュニケーションし、もてなす仕事」ですが、サービス業は「形のないサービスを提供する仕事」です。

例えば、情報通信業や運輸業・娯楽業・教育業・福祉業・不動産業などがサービス業に該当します。

志望動機とは

志望動機とは、応募先の企業で働きたい理由を伝える項目です。採用担当者は、志望動機を見て、意欲があるか、自社を十分に理解しているかなどを見極めます。

したがって、志望動機は説得力あるものが必要です。さらに、読みやすく簡潔にまとまっていることも重要です。

自己PRとの違い

志望動機と自己PRを書く際に、内容がほとんど同じになってしまう人も少なくありません。志望動機は、自己PRと何が違うのでしょうか?
まず、志望動機は、その企業を志望する理由のことです。共感した点や将来のキャリアビジョンについて書くのも、志望動機の欄です。
一方、自己PRでは、これまでの経験で得たスキルや成果などを説明します。学生時代に学んだことや仕事で評価されたことがあれば、自己PRの欄に書きましょう。

接客業の志望動機に盛り込む内容

接客業の志望動機には、必ず盛り込みたいことが3つあります。それは、明確な志望理由・接客業にマッチした自分の強み・就職後にやりたいことです。

明確な志望理由

志望理由は、「接客業が楽しそう」とか「接客が好き」など、漠然としたものではいけません。漠然とした志望理由だと、「仕事が嫌になったらすぐにやめるのではないか」と思われる可能性があります。
採用担当者が「長く働いてくれそう」と思えるように、明確な志望理由にしましょう。「なぜ接客業がよいのか」「なぜその企業がよいのか」を自分の言葉で簡潔に説明してください。

応募する仕事にマッチした自分の強み

接客業ではコミュニケーションは必須ですが、そのほかにも、応募する仕事によってさまざまなスキルが求められます。
例えば、アパレルショップの販売員ならば、豊富な商品知識も必要です。また、商品を一方的に説明するのでなく、お客様が何を求めているか耳を傾けることも重要です。商品の入れ替わりが速く、トレンドをいち早く把握する必要もあるでしょう。
ホテルや旅館スタッフならば、丁寧な接客サービスや立ち居振る舞いが求められます。一方、アミューズメント施設ならば、明るく元気に接客することが必須です。
このように、仕事に必要なスキルを把握した上で、自分の強みとマッチしているものをアピールしましょう。

キャリアビジョン

キャリアビジョンとは、「今後どんなふうに働きたいか」という入社後の目標です。明確なキャリアビジョンがあると、採用担当者に意欲が伝わりやすくなるでしょう。

志望理由・仕事で活かしたい自分の強み・入社後にやりたいことの3つに一貫性があれば、説得力のある志望動機に仕上がるはずです。

接客業の志望動機を作成するときのポイント

採用担当者は、数え切れないほどの志望動機を見ています。どこかで見たことがあるような志望動機だと、印象に残りません。オリジナルの志望動機を作成して、ほかの応募者との差別化を図りましょう。

そして、読みやすくわかりやすい志望動機にすることも必須です。接客業の志望動機を作成するときのポイントは、以下の5つです。

結論を最初に伝える

結論を最初に伝えることで、何が言いたいのかを伝えやすくなります。結論を伝えた後に、理由を述べることがポイントです。

ここでいう結論とは、その仕事を希望する理由のことです。何が言いたいのかわからない志望動機だと、採用担当者をイライラさせてしまう可能性があります。しかし、結論を最初に伝えれば、言いたいことがすぐに伝わるし、文章全体の構成も作りやすくなるでしょう。

具体的なエピソードを入れる

説得力のある志望動機に欠かせないのが、具体的なエピソードです。特に、仕事に活かせる自分の強みを説明するときは、具体的なエピソードを入れることが望ましいです。

「どんな工夫をしたのか」「どんな問題を解決したのか」「どんな実績があるのか」などを説明できるとよいでしょう。実績には、具体的な数字を入れると、説得力が増します。

なお、具体的なエピソードは、たくさん盛り込むと逆効果です。1つのエピソードを掘り下げて説明できるようにすることが重要です。

短い文章で簡潔に

志望動機の文字数は、200~300字くらいを目安にしてください。あまり長々と書いてしまうと、採用担当者にアピールしたいことが伝わりにくくなるし、短すぎると自分の意欲やスキルを十分にアピールできません。

専用用紙に志望動機を記入する場合は、空白があまりないようにして、記入欄の広さに合わせて文章量や文字のサイズを調整するとよいでしょう。書き上げたら、見直しも忘れずに。「読みやすいか」「誤字脱字はないか」などをチェックしてください。

採用者側の視点に立つ

志望動機では、つい自分のスキルや意欲ばかりアピールしがちですが、採用者側の視点に立つことも重要です。

採用担当者は、何を知りたいのでしょうか?それは、企業にとってのメリットです。例えば、「家から近く、通勤しやすい」「接客の仕事を通して成長したい」というのは、応募者の一方的な言い分であって、採用者にとってはメリットが何もありません。

家から近いので、急なシフト変更にも対応しやすいです」や「和食店でアルバイトしているとき、英語力を活かして外国人観光客にも対応していました。御社でも、英語力を活かしたいと思います」などと伝えるなど、採用者側のメリットをアピールしてみてください。

商品やサービスを体験しておく

応募していても、その企業の商品やサービスを体験していなかったら、まったく説得力がありません。応募前に、商品やサービスを体験しておきましょう。

志望動機には、応募先の企業の商品やサービスのどんなところが良いのか、問題点はどこかなどを説明した上で、自分のキャリアプランと結びつけることができればよいです。

接客業で求められるスキル

接客業では、コミュニケーション力や対応力、傾聴力、そして言葉遣いやマナーなどが求められます。とはいえ、応募時にすべてのスキルが備わっていなくても大丈夫です。これは接客業で活かせるというスキルや経験が1つでもあれば、アピール材料にしてください。

コミュニケーション

お客様やスタッフとの関わりがある接客業では、コミュニケーション力が必須です。お客様には、何を求めているかを察知して、細やかな気遣いがあると、喜ばれるでしょう。

また、スタッフとは、連携プレーが求められます。適切に役割分担をして、何かあったら補い合うことで、より働きやすくなるはずです。

対応力

お客様には、実にいろんな人がいます。毎回、マニュアル通りに対応できるとは限りません。お客様の要望に応えて、機転をきかせて行動したり、クレームやトラブルに対応したりすることもあるでしょう。どんな状況であっても、冷静に対応できることが重要です。

傾聴力

傾聴力とは、お客様の声に耳を傾ける力のことです。接客では、お客様が何を求めているか、何を知りたいのかを理解する必要があります。一方的に話をするのではなく、お客様の声に耳を傾けて、話したいことや質問したいことが何かを理解しましょう。

言葉遣いやマナー

接客業では、お客様を不快にさせないよう、言葉遣いやマナーに気を付ける必要があります。言葉遣いやマナーは、一日や二日で急に身に付くものではないので、日々意識することで、少しずつ身に付いてくるはずです。

接客業で有利になりやすい資格

資格は必須ではありませんが、応募時に資格を取得していると、有利になりやすいです。例えば、サービス接遇検定、レストランサービス技能検定、販売士、TOEICなどがあります。

サービス接遇検定

サービス絵接遇検定は、サービスに対する心構えや応対のスキル、敬語やマナー、立ち居振る舞いなどを学ぶ検定です。

1級から3級まであり、全体的に合格率は高めです。この資格を取得すれば、サービス・接客のプロフェッショナルとして、さまざまな場で活躍することができます。

レストランサービス技能士

レストランサービス技能士は、ホテルやレストランなど飲食店でのサービススキルを証明する国家資格です。テーブルマナーから公衆衛生、各地方の食文化や安全管理まで、幅広く学びます。

3級は1年以上の実務経験があれば受検できますが、1級になると9年以上の実務経験が必要になります。

販売士

販売士は、小売や流通、接客などについて学べる資格です。売場や店舗を管理する能力や取扱商品に関する専門知識なども身に付くでしょう。販売のプロを目指す方は、この資格があると有利になりやすいです。

TOEIC

TOEICは、英語力を証明する資格です。観光地や都心ならば、特に外国人観光客が多いので、英語で対応できる人がいると重宝されます。

ホテルや旅館などの宿泊業ならば、TOEICで500点から650点くらいあるとよいでしょう。英語力を活かして接客したい方は、TOEICで高得点を目指すことをおすすめします。

【立場別】志望動機を作成するときのポイント

志望動機を作成するのは、就職活動する大学生または転職活動する社会人だけではありません。高校生やフリーター、主婦なども、履歴書を書く際は志望動機を作成することになります。ここでは、さまざまな立場での志望動機の作成ポイントをご紹介します。

アルバイトの場合

アルバイトに応募する人は、一般的に大学生や高校生が多いです。社会人経験はなくても、学校生活やアルバイトで培ったスキルや学びを得た体験があるはずです。また、コミュニケーション力や商品知識があると、高評価になりやすいでしょう。

接客のアルバイト経験がある場合、評価された実績をアピールしてみてください。具体的には、リーダーシップを発揮した経験、売上記録や販売実績などを掲示できるとよいです。

パートの場合

パートに応募する人は、主に主婦が多いです。子どもの成長に伴い、教育費や生活費がかかるようになり、働くことにした人も少なくありません。社会人経験やアルバイト経験が少なくても、傾聴力やコミュニケーション力などは、接客業のアピール材料になります。

フリーターの場合

フリーターは、時間の融通が利きやすいことが、アピール材料になりやすいです。アルバイトの即戦力として期待されることが多いので、接客業のアルバイト経験者は、具体的にどんな仕事をして、どんな成果をあげたのかを説明するとよいでしょう。
未経験でも、コミュニケーション力やマルチタスクをこなすスキルなど、その仕事にマッチしているスキルをアピールすることをおすすめします。

正社員の場合

正社員の場合は、アルバイトやパートと立場が異なります。「この仕事を通じて成長させていただきたい」と漠然とした目標ではなく、販売計画や売上目標などを盛り込んだ具体的なキャリアビジョンを伝えられるとよいでしょう。

接客業が未経験の場合は、臨機応変な対応力や人当たりの良さなどをアピールするのも、おすすめです。

面接で志望動機を伝えるときのポイント

書類選考を無事通過したら、次は面接です。面接でも、志望動機について聞かれますが、その際注意したいポイントが2つあります。

履歴書に書いたことをそのまま言わない

採用者は、履歴書をもとに質問をすることが多いです。このとき、履歴書に書いたことと一言一句同じにする必要はありません。履歴書に書いた志望動機をベースにして、さらに掘り下げて話ができるようにしておいてください。

はきはきと答える

面接では、採用担当者の目を見て、はきはきと答えましょう。声が小さかったり目を見て話せなかったりすると、接客業に向いていないと評価されやすいです。話をするときは、落ち着いてゆっくりとほどよい大きさの声で答えることがポイントです。

志望動機は意欲やスキルをアピールするチャンス!簡潔で説得力のある文に仕上げよう

志望動機は、選考で重視されるポイントです。簡潔で読みやすい文を心がけてください。意欲やスキルをアピールするだけでなく、企業にとってのメリットも伝えましょう。

そして、「なぜ接客業がよいのか」「なぜその企業がよいのか」を簡潔に説明することも重要です。具体的なエピソードも盛り込んで、説得力のある志望動機に仕上げましょう。


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