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未経験業種でも転職できる?年齢のリミットは?成功ポイントなどを解説
|転職
「ほかにやりたい仕事がある」「生活スタイルを変えたい」などさまざまな理由で、未経験業種への転職を考える人は少なくありません。その一方で、「年齢やスキル問わず転職できるのだろうか」「本当に未経験でも大丈夫?」と不安になっている人も多数います。この記事では、未経験の業界でも転職できる人のタイプや転職が成功するポイント、求人の見つけ方などについて解説しています。未経験の業界に転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
もくじ
未経験の業種でも転職できる?
未経験の業種でも、転職は可能です。とはいえ、誰でも転職が成功するわけではありません。一般的に、新しい仕事に活かせるスキルや強みがある人、やりたい仕事が明確な人などは、採用されやすいです。
年齢のリミットはある?
転職には年齢のリミットがあるのか気になるところですよね。年齢のリミットはありませんが、率直なところ、年齢と共に未経験の業種に転職するのは難しくなるでしょう。20代はポテンシャルが重視されますが、30代以降になると即戦力として知識・スキルが求められる傾向があります。
未経験の業界でも転職できる人のタイプ
未経験の業界へ転職するのは、簡単なことではありません。未経験の業界でも転職が成功する人には、どんな特徴があるのでしょうか?転職できる人には、いくつかのタイプがあります。転職に成功するのはどんなタイプの人か、見てみましょう。
積極的に行動できる人
まずは、積極的に行動できる人です。受け身で行動せず、仕事に積極的に取り組むので、成長のスピードも速いです。新しい職場の人とも積極的にコミュニケーションできるため、職場に溶け込むのも早いでしょう。
向上心がある人
2つめは、向上心がある人です。日々勉強を重ね、新しい知識を吸収することに時間を惜しみません。成長したいという強い気持ちがあり、目標の達成に向けて努力することができるのが特徴です。また、失敗しても落ち込むのではなく、どうして失敗したかを自分で分析し、この失敗を次に活かそうと前向きに考えることができます。
コミュニケーション力がある人
3つめは、コミュニケーション力がある人です。わからないことがあれば質問したり、アドバイスされたらお礼の気持ちを伝えたりと、周囲の人と上手にコミュニケーションできる人は、どんな職場でも重宝される存在です。
責任感がある人
4つめは、責任感がある人です。仕事の締切をきちんと守ることや遅刻をしないことは社会人として当たり前のことですが、意外とできない人もいるもの。周囲に迷惑をかけずに、やるべき仕事をしっかりとこなす人は、職場の人からも信頼される存在になるでしょう。
未経験の業界の求人を見つける方法
今仕事をしている業界のことには精通していても、未経験の業界のことはさっぱりという方もいるかもしれません。未経験の業界の求人を探したい方は、転職サイトや転職イベント、転職エージェントなどを活用してみてください。
転職サイトに登録する
転職サイトに登録すると、さまざまな企業の募集内容や応募条件を閲覧することができます。転職サイトにもそれぞれ特徴があり、特定の業界の求人が豊富なサイトもあれば、ハイクラスに特化したサイトもあります。自分のニーズに合った転職サイトに登録することで、効率的に求人を見つけられるでしょう。
転職イベントに参加する
転職イベントにはさまざまな企業が集まるので、さまざまな企業の担当者と直接話せるチャンスです。興味のある企業がなくても、まずは参加してみてください。思いがけない業界や企業との出会いがあるかもしれません。また、企業によっては、転職イベントで、面接の確約をもらえることもあります。
転職エージェントを活用する
転職エージェントは、業界についての知識も豊富です。仕事をしながらの転職活動は、やるべきことが多く大変ですが、転職エージェントに登録すれば、求人情報の提供や履歴書の添削など手厚いサポートを受けられます。
転職エージェントは、転職サイト同様にそれぞれ特徴があるので、自分のニーズにマッチしたところを選ぶのがポイントです。求人数が豊富なところの方が、希望の求人が見つかりやすくなりますよ。
公式HPから直接応募する
お目当ての企業の公式HPから直接応募する方法も、選択肢の1つです。求人サイトには求人を出していないけど、公式HPでは応募を受け付けているケースもあるので、調べてみるとよいでしょう。公式HPに問い合わせフォームなどがあれば、そこから問い合わせしてみるのもいいかもしれません。
社員からの紹介
社員に知り合いがいれば、社員から紹介してもらう方法も、検討してみてください。社員の紹介を経由して採用する「リファラル採用」は、企業にとっても求人広告費を抑えられるというメリットがあります。社員から直接企業文化や仕事内容について説明してもらった上で入社できるので、入社後のミスマッチも防ぎやすいのが特徴です。
転職したい人におすすめの求人
未経験の業界に転職したいからといって、たくさん応募すれば採用される可能性が高くなるわけではありません。転職を成功させるには、求人を選ぶポイントを押さえておくことが重要です。
「30代・40代活躍中」と記載されている求人
「30代・40代活躍中」と記載されている求人は、即戦力がある人材を求めていることが多いです。また、人が集まらないので、本当は20代がいいけれどターゲット層を広げているというケースもあります。
後者のケースの場合、離職率が高かったり時給が低かったりなど、ネガティブな理由があることが多いので、応募時にしっかりと確認することをおすすめします。
人柄重視の求人
人柄重視の求人は、会社の雰囲気や価値観にマッチしているかどうかが基準になります。「未経験だけど意欲があり、長く働きたい」という人も、採用されやすいでしょう。採用ページの募集要項や社長からのメッセージなどを見ると、企業が求める人物像をある程度把握することができるので、ぜひ参考にしてください。
中小企業やベンチャー企業の求人
大手企業は倍率が高く、未経験者にはハードルが高い傾向がありますが、中小企業やベンチャー企業は比較的ハードルが低いです。ポテンシャル採用や人柄重視の採用も多いので、意欲があれば採用してもらえるかもしれません。
未経験の転職で成功するポイント【年代別】
未経験の仕事に転職する場合、年代によって成功するポイントは異なります。それでは、20代・30代・40代でどう違うのか見てみましょう。
20代の場合
20代は、最も転職が成功しやすい年代です。20代は柔軟性やポテンシャルがあるため、若い人材を採用したいと考える企業は多いです。実績よりもポテンシャルが重視されるので、仕事に対する意欲や熱意を伝えることがポイントになります。
30代の場合
20代のようにポテンシャル採用される可能性は少なく、即戦力を求められます。つまり、職種も業種もまったく未経験ではなく、「職種は同じで業種のみ未経験」の転職をおすすめします。
やりたい仕事に役立つ資格があるならば、資格取得に向けて勉強しておくのもよいでしょう。また、30代は、管理職としての能力も問われ始める年代です。職場の環境にすぐになじめるか、リーダーになれる人材か、なども見られるポイントです。
40代の場合
40代の場合は、未経験の仕事への転職がさらに難しくなります。定年までの期間が短いため、企業にとっては採用コストの回収が難しいのです。転職するならば、これまでの経験やスキルを活かせるものや未経験でも転職しやすいものを選ぶことが重要です。年収が下がる可能性もあるので、その点は覚悟しておきましょう。
転職に向けて意識しておきたいこと
転職することを決めたら、意識しておきたいことがあります。まだどんな業種や職種にするか決まっていない人でも、ここでご紹介する5つのことについて考えたり取り組んだりすることで、転職への道が開けてくるはずです。
将来のキャリアプラン
転職してすぐのことではなく、10年後や20年後など将来のキャリアプランを考えてみてください。例えば、起業したいとか海外で働いてみたいとか、どんなものでも構いません。将来のキャリアプランを描くことで、やりたいことや身に付けたいスキルが明確になります。
キャリア・実績の棚卸し
自己分析をして、自分のキャリアや実績の棚卸しをしてみましょう。これまで経験してきた業務内容や持っている資格などを書き出してみてください。自分を振り返ることで、未経験の仕事に役立つスキルや強みが見つかるかもしれません。
資格の取得
仕事によっては、資格を取得しておくことで有利になるケースもあります。例えば、金融や保険、不動産業界ではファイナンシャルプランナー、メーカーや商社、外資系企業ではTOEICなどがあると役立ちます。
人事や労務系の職種ならばメンタルヘルス・マネジメント、エンジニアならば基本情報技術者や情報処理安全確保支援士の資格などもおすすめです。
不得意なこと
得意なことではなく、あえて不得意なことを考えてみるのは、いかがでしょうか?単純作業は苦手とか肉体労働はしたくないとか、不得意なことややりたくないことを書き出してみてください。そして、それに該当する業種や職種を外していくことで、自分に適した仕事が見つかりやすくなります。
企業や仕事の優先順位
企業や仕事に求める条件は、人それぞれ。とにかく高収入がいいという人もいれば、残業がない仕事がいいという人もいます。また、福利厚生が充実している企業がいいという人もいるかもしれません。企業や仕事で何を優先したいのかを明確にすることで、仕事を絞り込みやすくなります。あれもこれもと高望みしていると、やりたい仕事はなかなか見つからないでしょう。
転職活動をする際の注意点
未経験の業種への転職活動をするときは、注意したいポイントがあります。転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することがないよう、ポイントをしっかりと押さえておきましょう。
志望動機は説得力あるものに
未経験の仕事に応募する場合、スキルや経験がない分、熱意や意欲を伝えることが重要になります。志望動機は、企業が最も注目する箇所です。企業が求める人物像を把握した上で、自分の長所や強みを仕事にどう活かせるか、どんな風に貢献したいか、などを伝えましょう。
志望動機は、どこかで見たことがあるような内容ではいけません。オリジナルの内容で、且つ採用担当者の心を掴める志望動機にしましょう。
在職中に転職活動を行う
転職活動は、在職中に行うのがポイントです。「仕事が決まりそう」という段階で早まって仕事を辞めてしまったら、収入が途絶えてしまいます。収入の安定のためにも、転職先が見つかってから退職するという流れをおすすめします。
企業が未経験者を募集する理由を把握する
そもそも、企業はなぜあえて未経験者を募集するのでしょうか?主な理由は、3つあります。1つめは、「若手を戦力になるように育てたいから」です。未経験者は、新卒よりも社会人経験があるため、新卒よりも好まれることもあります。
2つめは、「経験者がほしいけど集まらなかったから」です。転職市場にあまり経験者がいないため、やむを得ず入口を広げたというのが、企業の本音といえるでしょう。したがって、経験者が応募すれば、経験者の方を採用することになります。この場合、まったくの未経験だと、落とされる可能性があります。
3つめは、「できるだけコストを抑えたいから」です。ただ人員を集めるために募集している企業の場合、実際に働いてみると過酷な労働環境ということになりかねません。
このように、企業は、未経験者をただ募集しているわけではありません。未経験可だからと安心せず、「未経験可」ということは、何かしらの理由があると理解しておくことが重要です。
長期化する可能性がある
転職活動は、長期化する可能性もあります。転職先がなかなか決まらなくても、妥協して転職先を決めてしまうのは絶対に辞めてください。じっくり考えずに転職すると、後悔することになります。多少時間がかかっても、粘ることが重要です。
幅広い求人に目を向けながら自己分析や企業研究も万全に
求人を探すときは、つい条件が良いものや人気企業に目がいってしまいがちですが、幅広い求人に目を向けることで、良い求人と出会う可能性が高くなります。転職サイトやエージェントなども活用しつつ、自己分析や企業研究もしっかりと行いましょう。転職活動が長期化しても、腰を据えて臨むことで、きっと良い結果につながるはずです。