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正社員だけど辞めたいと思ったら? 会社をやめる判断基準なども解説

正社員退職

「もしかしたら正社員に向いてないかも」と思ったこと、ありませんか?

正社員だと、残業や休日出勤も多いし、人間関係が大変なこともありますよね。
でも、正社員に向いていないのではなく、仕事や職場環境が合わないだけかもしれません。

この記事では、正社員に向いてないと思う人のタイプ、正社員に向いていないと思うときの対処法や会社をやめる判断基準などをまとめました。
正社員をやめたいと思っている方、正社員に向いてないと悩んでいる方は、ぜひご一読ください。

もくじ

会社をやめたいと思ったときやめられる?

私たち労働者は、憲法22条1項により、退職の自由が認められています。退職を申し出てから、2週間が経過すれば、会社をやめることができます。

したがって入社して1ヶ月しか経っていないから会社をやめられないということはありません。
会社員は、やめたいと思ったときにやめられると覚えておくと、いざというときに便利です。

ただし、退職すると履歴書の実績には残ってしまうため、その分転職活動のハードルが上がることは覚悟しておく必要があります。

正社員に向いてないと思うのは甘え?

正社員に向いてないと思うのは、自分が甘えているだけだろうかと思う人もいるかもしれません。

しかし、それは甘えではありません。
誰でも向き不向きはあるし、無理をして仕事を続けると、心身ともに不調をきたすこともあります。特に、真面目な人ほど、自分の気持ちを抑え込んで、我慢してしまう傾向があります。

正社員に向いていないと思うのは甘えではないとわかるだけで、気持ちが少し楽になる人は少なくありません。

本当に正社員に向いてない?

あなたは、なぜ、正社員が向いてないと思ったのでしょうか?給料やボーナスに不満がある人もいれば、人間関係で悩む人もいるでしょう。また、社風が合わない人や残業や休日出勤が大変という人もいるかもしれません。正社員に向いてないと思う理由を明確にすることで、自分に最適な選択肢が見つかる可能性があります。

正社員に向いてないと思う主な理由

正社員に向いてないと思う理由は、人によって異なりますが、主な理由は9つあります。自分に当てはまるものがあるか、チェックしてみてください。

単独行動が好き

集団行動より単独行動が好きな人は、正社員に向いてないと思うかもしれません。会社では、役割分担をするチームプレイが基本なので、自分のペースで仕事したい人にとってはストレスになることも多いでしょう。

評価されるのが苦手

会社は、上司から評価されることがしばしば。評価されることを考えると、ストレスやプレッシャーを感じるという人も少なくありません。真摯に取り組んだ仕事に対して正当な評価を受けられないと、仕事への意欲が失われる人もいます。

ミスばかりしてしまう

仕事でミスばかりしてしまうと、自分は正社員に向いてないのではと自信がなくなることも。同期入社した同僚や部下に追い越されて、焦りからミスをしてしまうこともあるかもしれません。また、思うように成果を出せないと、この仕事が向いてないと自信をなくしてしまうこともあるでしょう。

ルールや習慣に縛られたくない

会社には、それぞれルールや習慣があります。特に、昔ながらの会社では、新人や女性がお茶を入れるとか、無駄に多い会議や書類作成とか、時代遅れのルールや習慣が多く、無意味または窮屈に感じる人もいるかもしれません。

職場環境や労働条件が合わない

職場環境や労働条件は、実際に働いてみてわかることも多いもの。例えば、職場内での人間関係、残業や休日出勤が多すぎる、給料が労働に見合っていないなどがあげられます。会社で過ごす時間は長いので、どんなに仕事にやりがいを感じていても、職場環境や労働条件が合わないとストレスを感じてしまうことがあるでしょう。

今の仕事が自分に合わない

今の仕事が自分に合わないと思ったら、毎日その業務を続けることが苦痛になりがち。自分の特技やスキルを活かせないと、仕事が向いてないと思うこともごく自然なことです。また、希望部署と違う部署に配属されて、仕事が自分に合わないと悩む人もいます。

早起きや満員電車が苦痛

正社員は、フルタイム勤務が多いため、必然的に早起きすることになります。夜型の人や朝が苦手な人にとっては、毎日早起きして、しかも満員電車に乗るのは苦痛という人も多いでしょう。

毎日同じ生活が苦手

決まった時間に同じ場所に行って同じ仕事を行うことは、人によっては苦痛に感じます。
毎日同じことの繰り返しは楽である一方、自分の成長を望めない、やりがいを感じないと思う人にとっては、正社員は向いていないかもしれません。

やりたいことが見つかった

今やっている仕事のほかに、やりたいことが見つかることもあります。例えば、海外留学や起業などもその1つです。正社員の仕事との両立が難しい場合、正社員をやめて、やりたいことに挑戦しようと考える人もいるのではないでしょうか?

正社員に向いていないと思う人のタイプ

正社員に向いてないと思う人のタイプには、大きく分けて3つのタイプがあります。それは、仕事を変えたい人・会社を変えたい人・働き方を変えたい人の3つです。会社を変えたい人の場合は転職が必須になりますが、仕事を変えたい人や働き方を変えたい人は、今の会社で働き続けることも可能かもしれません。

仕事を変えたい

仕事内容が合わず、正社員に向いてないと思うケースです。仕事でプレッシャーを感じることが多かったり、力仕事が多く過酷すぎたりと、さまざまな理由で、今の仕事をやめたいと思う人は少なくありません。または、好きなことを仕事にしたら、理想と現実のギャップがあり、自分には合わなかったというケースもあります。

しかし、同じ仕事であっても会社によって業務内容は若干異なります。仕事を変えずに転職したら、楽しく働けるようになるということも考えられます。

もちろん、仕事を変えるという方法もあります。社内で別の部署に異動希望を出したり、転職して未経験OKの仕事に挑戦したりするのも1つの方法です。ただし、自分の得意なことやスキルを発揮できる仕事にしましょう。

会社を変えたい

会社の職場環境や労働条件が合わず、正社員に向いてないと思うケースです。正社員をやめなくても、会社を変えることでストレスなく仕事できたり収入が高くなったりする可能性もあります。

働き方を変えたい

正社員の働き方そのものが合わず、正社員に向いてないと思うケースです。正社員は、かつては週5日フルタイムが一般的でしたが、近年はフレックスタイム制やリモートワークを導入する企業も増えてきました。正社員のままで、働き方を変えるという方法も1つの選択肢です。

一方で、正社員以外の働き方を選ぶのもおすすめです。派遣社員や契約社員、フリーランスや起業など、さまざまな働き方があるので、自分に適した働き方を考えてみましょう。

正社員が向いてないと思ったときの対処法

正社員が向いてないと思ったからといって、すぐに会社をやめると「やめなければよかった」と後悔することがあります。かといって、1人で悩んでいるだけでも何も解決しません。退職したいという気持ちが強くなっても、まずは一度冷静に考えてみましょう。そして、ここでご紹介する対処法を試してみたら、問題解決につながるかもしれません。

信頼できる人に相談する

1人で抱え込まず、信頼できる同僚や友人、家族に相談するのもおすすめです。数人に相談できたら、色々な意見を聞くことができますよ。客観的な意見をもらうことで、悩みが解消される可能性も。また、悩みを誰かに話すことで、自分がどうしたいのか気付く可能性もあります。

休暇を取ってリフレッシュ

いったん仕事から離れることで、この会社でもう少し頑張ってみようと思えることもあります。休暇をまとめて取ることが可能であれば、旅行をするなどして気分を変えてみることをおすすめします。休暇中に今後のキャリアプランについて考えてみるのもいいですね。

考え方を変えてみる

職場での人間関係などに不満がある場合、上司や同僚のいいところに目を向けたり、こういう人もいると割り切って考えたりすることで、気持ちが吹っ切れて楽になることもあります。人を変えることはできなくても、自分の考え方を変えることはできるはず。自分の考え方を変えてみることで、仕事を楽しめるようになる人も少なくありません。

目の前の仕事に集中する

いずれ退職や転職をするとしても、自分の武器になるスキルや成果がないと厳しいでしょう。まずは、今目の前の仕事に集中して、成果を出してみるのもおすすめです。小さな目標を設定し、小さな達成を積み重ねることで、自信ややりがいにつながります。

自分に合っている仕事を見つける

自分の強みやスキルを活かせる仕事だと、やりがいが感じられるし、昇給・昇進のチャンスにもつながりやすくなります。自分に合う仕事を見つけるには、まずは自己分析をしてみてください。自分の強みがわからない場合は、逆に苦手なことは何か考えるのもおすすめです。苦手なことがわかれば、それ以外の仕事を選ぶことができます。

理想の働き方を考える

理想の働き方は、人によってさまざま。安定している正社員がいい人もいれば、場所や時間に縛られないフリーランスがいい人もいます。とはいえ、正社員に向いてないからといってほかの働き方を選ぶと、また別の大変さを実感することになります。どの働き方にもメリットやデメリットはあるので、自分の適性に合った働き方を選ぶことがポイントです。

部署を異動する

会社内に、自分のやりたいことや得意なことができる部署があるならば、異動希望を申し出るのもおすすめです。異動したい理由を聞かれたら、異動先でどんな成果を出したいか、どうやってキャリアアップしたいかを意欲的に伝えることで、説得力ある理由になるでしょう。

副業を始める

給料に不満がある場合は、今の会社に勤めたまま副業を始めるのもおすすめです。副業にはデータ入力、WEBライティング、WEBデザイナー、プログラマーなどがあります。副業の仕事の収入がある程度安定してから、独立を考えるのも悪くないでしょう。ただし、会社によっては副業禁止のところもあるので、事前に確認しておくと安心です。

転職する

体力的・精神的にストレスが溜まっているとき、どうしても今の会社が合わないときは、転職活動を始めることをおすすめします。

転職を決めたら、まずは希望条件をリストアップしてみてください。給与や休日の日数、勤務時間など、これだけは譲れないという条件を考えることで、自分に合う会社を見つけやすくなります。転職で後悔することのないように、しっかりと企業分析をしましょう。

独立を目指す

会社に属するのではなく、フリーランスで仕事したり起業したりするのも、1つの方法です。会社のルールに縛られることもないし、人間関係によるストレスもありません。ただし、正社員をやめると、収入が不安定になる可能性があります。十分な貯金がない場合は、まずは今の会社で働き、しばらくは貯金に励むのもいいかもしれません。

会社をやめるかどうかの判断基準

正社員に向いていないと思っても、勢いに任せて会社をやめることは避けてください。会社をやめるということは、大きなリスクを伴います。後悔のない決断をするためにも、まずは、ここでご紹介する判断基準を満たしているかどうか考えてみてください。当てはまるものが多ければ、会社をやめることも選択肢に加えてみましょう。

やりがいを感じる仕事または強みを活かせる仕事か

今の仕事にやりがいを感じる場合は、仕事自体は自分に合っていると思ってよいでしょう。反対に、仕事にやりがいを感じないし、強みも活かせない場合、仕事が苦痛になることも少なくありません。

将来のビジョンを描けるか

近い将来、今の会社で自分のやりたいことを実現できそうか、自分が理想とするワークライフバランスを実現できそうかを考えてみてください。今の会社での将来のビジョンを描ければ、まだまだ今の会社でできることはあるかもしれません。しかし、まったく将来のビジョンを描けないならば、環境を変えることも1つの方法です。

職場環境や労働条件が悪くないか

職場の人間関係が悪いと、いつの間にかストレスが溜まっていることも多いでしょう。また、残業や休日出勤が多かったり労働と収入が見合っていなかったりと、あまりに労働条件が悪いときは、転職を検討するのもいいかもしれません。

肉体的・精神的に疲労していないか

肉体的・精神的疲労がある状態で、今の仕事を続けるのは心配です。肉体的・精神的疲労があるときは、転職・退職か休職を検討するタイミングでもあります。無理をせず、自分の心身の状況を最優先してください。

転職するときのポイント

転職を決めたら、すぐに転職活動を始めたい人もいるのではないでしょうか?でも、十分な準備をしないまま見切り発車すると、満足できない結果になる可能性があります。転職活動を始める前に、ここでご紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。

退職理由は前向きなものに

転職活動時に面接で必ず聞かれるのが、「なぜ前の会社を辞めたのか」ということです。仮に人間関係や仕事内容が理由であっても、そのまま伝えてしまうと、採用担当者に良い印象を与えないでしょう。退職理由は、前向きなものにするのがポイントです。自分の強みをより活かしたい、スキルアップしたいなどのように、意欲が伝わる退職理由にしてください。

退職するリスクを考える

退職したら、今抱えている悩みから解放されるかもしれませんが、転職先でまた新たな悩みが出てくる可能性があります。また、独立する場合、収入が不安定になるリスクもあります。退職にはリスクがあることを十分に理解した上で、転職を決めましょう。

退職前に転職先を決める

退職してからの転職にすると、転職活動が長引いた場合、貯金が減る一方。不安や焦りが出てくると、転職活動で思う存分自己PRできなくなることも考えられます。できたら、今の会社で仕事しながら転職活動を行うとよいでしょう。退職前に転職先が決まっていると、収入が途切れる心配もありません。

必要なスキルを身に付けておく

転職時に実績やスキルがあると、アピール材料になります。応募する企業でどんなスキルを求めているのか把握した上で、しっかりと準備しておきましょう。特に、資格はスキルのひとつの目安になります。可能であれば、希望職種に有利な資格を取得しておくことをおすすめします。

正社員が向いてないと思う原因を考えた上で最適な選択をしよう

正社員が向いてないと思うことは、決して甘えではないし、悪いことではありません。大切なのは、自分にとって最適な選択をすることです。1人で悩んでいても解決しないし、正社員に向かないと思ったからすぐ退職しても、いい方向に行くとは限りません。まずは、なぜ正社員に向いてないと思うのか自己分析してください。そして、感情に任せて退職せず、後悔のない決断をしましょう。

働いている企業のキャリアカウンセラーや、日本産業カウンセラー協会の登録カウンセラーなどに相談してみるのも良いでしょう。


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