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正社員をやめたい!やめる判断基準や今の職場でやっておくべきことも解説

正社員転職退職

正社員になりたいと思う人が多い一方で、正社員を辞めたいと思う人も少なくないはず。どんなに仕事が大変だったりつらかったりしても、勢いでやめてしまうと後悔することもあるので、本当にやめたほうがいいのか考えてみることも重要です。

本記事では、正社員をやめる判断基準や正社員をやめずにすむ方法、今の職場でやっておくべきことなどについてまとめました。正社員の仕事をやめたいと思っている方は、ぜひご一読ください。

もくじ

正社員をやめたい主な理由

正社員になりたい人からしてみたら、正社員をやめるなんてもったいないと思うかもしれません。しかし、正社員をやめたい人たちには、さまざまな理由があるのです。

責任が重い

1つめは、責任が重いことです。正社員は、責任が重い仕事を任されることがあります。大きなプロジェクトのリーダーを任され、ストレスやプレッシャーを感じることもしばしば。また、勤続年数が増えるにつれて、人材を育成したり部下のミスの責任を取ったりする必要もでてきます。仕事の責任が重すぎて、正社員をやめたいと思う人は少なくありません。

待遇や労働条件

2つめは、待遇や労働条件です。正社員は残業や休日出勤もしているのに、待遇や労働条件が良くないと不満を感じることがあります。仕事量や責任の重さと給料が比例していないと感じることもあるかもしれません。さらに、正社員は、アルバイトの補填もしなければいけないので、人手不足のときは休みの希望が通りにくくなることもあります。

仕事内容

3つめは、仕事内容です。自分がやりたかった仕事と違う内容だったり、自分に合わない内容だったりすると、やめたいと思う気持ちが強くなる傾向があります。正社員の場合フルタイム勤務なので、1日の大半を仕事に費やすことになるため、好きになれない仕事だとより苦痛に感じることもあるでしょう。

社風

4つめは、社風です。具体的には、古い慣習や体育会系の雰囲気、新しいチャレンジができない、男尊女卑、などさまざまなものが挙げられます。社風は、入社してみないとわからないことも多いのです。自分に合う社風ならばよいですが、合わない社風ならストレスが溜まる一方ですよね。しかも、社風は、自分が努力して変えられるものではありません。社風が合わないことで、会社にいるのがしんどくなってくる人もいます。

家事や育児との両立が大変

5つめは、家事や育児との両立です。正社員はフルタイムの上残業も多く、家事や育児との両立を諦めた方も少なくないでしょう。子どもが体調不良になると欠勤したり早退したりすることも多く、職場の人に迷惑をかけることに負い目を感じる人も多数います。

人間関係

6つめは、人間関係です。職場では、学生のころと違い、苦手なタイプの人とも付き合わなければいけません。職場で上司や同僚、部下との人間関係が上手くいかないと、ストレスが溜まりやすくなります。割り切って仕事できればベストですが、そうもいかないこともしばしば。取引先や上司との板挟みになり、ストレスを抱える人もいるようです。

他にやりたいことが見つかった

7つめは、他にやりたいことが見つかったときです。留学したいとか開業したいとか自分のやりたいことが見つかり、正社員をやめようと決断することもあります。他にやりたいことが見つかると、今の仕事に力が入らなくなることもあるかもしれません。

正社員をやめるメリット

それでは、正社員をやめると、どんなメリットがあるのでしょうか?ここでは、主なメリットを3つご紹介します。

自分のペースで働ける

正社員は自分のペースで働くのは難しいですが、非正社員の場合、自分のペースで働くことができます。自由度が高いので、家事や育児との両立もしやすいでしょう。プライベートを充実させたい方や家庭を優先させたい人にとっては、正社員以外の雇用形態も選択肢の1つとしていいのかもしれません。

責任が重くない

正社員をやめると、プレッシャーやストレスから解放されることが多いといわれます。ノルマを課されることもなく、自分が担当する仕事にコツコツと取り組むことができます。プレッシャーに弱い人は、責任が重くない非正社員も検討してみるとよいでしょう。

仕事を変えやすい

正社員は、未経験の仕事の場合、採用されるのが難しい傾向があります。それに対して、非正社員の場合、未経験の仕事でも採用される可能性が高いです。やってみたいと思った仕事に挑戦できるのは、非正社員ならではといえるでしょう。

正社員をやめるデメリット

正社員をやめるメリットがわかったところで、次にデメリットも見てみましょう。正社員をやめる前に、まずはメリットとデメリットの両方を理解することが重要です。

収入が減る

正社員をやめると、収入が減るのは否めません。非正社員は、残業手当やボーナスがないことがほとんどなので、収入は減ってしまいます。時給制の仕事の場合、勤務時間を減らした分だけ収入が減る上に、祭日が多い月はさらに収入が減るということも理解しておきましょう。

社会的信用が低くなる

非正社員になると、社会的信用が低くなってしまいます。住宅ローンや車のローンなどの審査に落ちてしまうことも、しばしば。今後のキャリアプランを立てにくくなることもあるでしょう。

正社員に再就職は難しい

いったん正社員を辞めると、また正社員に再就職するのは至難の業です。正社員としてのキャリアが長ければ再就職可能なケースもあるかもしれませんが、一般的には不採用になることが多いようです。一度やめると、またやめるかもしれないと採用担当者に思われる可能性があるのです。

正社員をやめずにすむ方法

「正社員をやめたい」と思ったけど、やめずに他の道を選んだ人もいます。やっぱり正社員は雇用や収入が安定しているし、できることならやめたくないという人もいるのではないでしょうか?ここでご紹介する方法の中に気になるものがあったら、ぜひ実践してみてください。

社内で異動希望を出す

今の職場で異動希望を出すのも、1つの方法です。異動することで、仕事内容や人間関係を変えることができます。仕事内容に不満がある人や職場の人間関係に悩んでいる人は、異動希望の制度があるか調べてみるとよいでしょう。

信頼できる人に相談する

1人で悩みを抱え込まず、社内の信頼できる人に人に相談してみてください。ただし、もし職場の人からハラスメントなどを受けていたら、上司のさらに上の上司に相談しましょう。それが難しい場合は、労働問題の専門家または会社の所在地を管轄する労働基準監督署の相談窓口に相談することをおすすめします。また、任される仕事があまりに多い場合は、上司に仕事量を減らしてもらえないか相談するのも1つの方法です。

副業で収入を増やす

もし給料面で不満がある場合は、副業で収入を増やすのもおすすめです。平日夜や休日に副業することで、収入も少しずつ増えていくでしょう。ただし、副業禁止の企業もあるので、副業を始める前に確認した方が安心です。正社員で安定した収入を得ながら、副業で好きなことに挑戦するのは手堅い方法ともいえるでしょう。

趣味に没頭してみる

何か夢中になれる趣味がある方は、平日夜や休日に趣味に没頭してみてはいかがでしょうか?有給休暇を使って、旅行に行くのもいいですね。自分が好きなことやいつもと違うことを思いっきり楽しむことで、リフレッシュしてまた仕事を頑張れるケースもあります。

自分の考え方を変えてみる

職場で、自分の価値観や考え方に固執していると、ストレスや疲れは溜まる一方。考え方を思いっきり変えてみると、スッキリしたという人も少なくありません。人それぞれ価値観は違うもの、と割り切ったら楽になることもあります。気が合わない上司や同僚のいいところを見つけてみるとか、叱ってもらえることは有難いとかポジティブに受け止めるようにしたら、ストレスが溜まりにくくなるかもしれませんよ。

正社員として別の会社に転職

その会社の待遇や労働条件、社風や人間関係などに不満がある場合は、正社員として別の会社に転職する方法もあります。今の会社をやめたいのであれば、正社員をやめる必要はありません。正社員として転職して、職種や業種を変えるという方法もあるのです。

正社員をやめるときの判断基準

正社員をやめたら後悔するのではないか、本当にやめてもいいのか、と迷ってる人もいるのではないでしょうか?そこで、正社員をやめたほうがいいかどうかの基準は、主に3つあります。自分が、この3つの基準に当てはまるかどうか考えてみましょう。

十分な貯金があるか

たとえすぐに転職できたとしても、最初のうちは年収が下がる可能性があります。正社員をやめても生活に困らないかどうか、貯金がどのくらいあるか確認してみましょう。特に、現在車や住宅ローンの支払いがある方は、要注意です。しばらくの間不自由なく暮らせるだけの十分な貯金があれば、正社員をやめても問題ありません。

肉体的・精神的な疲労があるか

肉体的・精神的疲労があるときは、自分の身を守るためにやめるのも1つの方法です。しんどいと感じているのにそのまま働き続けたら、心身の調子を崩してしまう恐れもあります。体の不調がずっと続いていたり、パワハラやセクハラによって精神的苦痛だったりしたら、無理に正社員を続ける必要はありません。ただし、勢いで退職すると後悔することもあるので、一度休職してゆっくり考えるのもいいかもしれませんね。

退職後の明確なビジョンがあるか

正社員をやめた後、どんなふうに生活していくか明確なビジョンがあれば、やめても問題ありません。退職後に、自分の思い描く働き方が実現できるのか事前に確認しておくことをおすすめします。やめたいと思ったときは、自分がやりたいことをハッキリさせるチャンス。自分がやりたい仕事は何か、どういう働き方をしたいのか、将来どうなりたいのか、などを考えてみてください。「なんとなくやめたい」と漠然とした理由だったら、やめないことをおすすめします。

転職活動をする方法

転職活動には、在職中に転職活動をする方法と退職後に転職活動をする方法があります。在職中に行うか退職後に行うかで、メリットやデメリットは異なります。退職を決める前に、それぞれのメリットやデメリットなどを理解しておきましょう。

在職中に転職活動をする方法

在職中に転職活動をする場合のメリットは、収入がある中で転職活動ができることです。経済的な不安がないので、自分の希望条件にマッチした企業を見つけるまで転職活動ができます。

それに対して、デメリットは、仕事をしながらの転職活動なので、面接の日程調整が難しいことです。入社したい企業を見つけても、早期入社が難しいゆえに不採用になることもあるかもしれません。もし有給が残っていたら、次に働く企業の面接のために確保しておくとよいでしょう。

退職後に転職活動をする方法

一方、退職後に転職活動をする場合のメリットは、自由に時間が使えることです。出勤する必要がないので、資格取得の勉強をしたり複数の企業の面接を同時期に進めたりすることも可能です。

それに対して、デメリットは、収入がないことです。転職先がなかなか決まらないと、生活がだんだん苦しくなったり、焦って仕事を決めてしまったりして、ストレスになることもあるでしょう。

正社員をやめる前にやっておくべきこと

正社員をやめるリスクも踏まえた上で、やめることを決断する人もいるでしょう。退職が決まったからといって、残りの仕事をおざなりにしたりぼんやりしていてはいけません。今の職場を退職する前に、以下の9つのことをやっておく必要があります。

現在の仕事で実績をつくる

今の仕事で、1つでもいいので実績を作っておきましょう。例えば、営業ならば売上1位を目指すといったように、これは頑張ったとアピールできるものがあると、転職活動時に評価されやすいです。

資格を取得する

やりたい仕事で必要な資格があれば、資格取得に挑戦することをおすすめします。仮に、転職活動時に資格が取得できていなくても、現在どの程度まで資格の勉強が進んでいるか説明するだけでも、意欲は伝わるでしょう。

専門外の分野でもスキルアップ

専門以外の分野でもスキルアップしておくと、転職時の強みになります。自分のスキルと専門外のスキルを掛け合わせることで、自分にしかない強みにもなるでしょう。また、意欲があると評価してもらうことにもつながります。

やめたい原因を明確にする

どうして正社員をやめたいのか、その原因を自分で追究してみてください。やめたい原因がわからないままやめてしまうと、また転職を繰り替えすことになりかねません。自分が何に対して不満を持っていたのか、自分と向き合って考えることが重要です。

就業規則を確認する

就業規則には、労働時要件や職場の規律、退職時のルールなどが記載されています。就業規則を確認しておくことで、不利に退職手続きを進められることを防げるのです。就業規則は、会社によって内容はさまざま。退職することを決めた時点で、就業規則をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

残っている有給休暇を活用する

退職することが決まったら、有給休暇があと何日分残っているか確認しておきたいもの。すべての有休をキレイに消化してから、退職を迎えることがポイントです。有給休暇を活用してリフレッシュしてもいいし、資格取得の勉強や転職活動に使ったりしてもいいですね。

ボーナス支給時期を確認しておく

正社員には、ボーナスが支給されるというメリットがあります。す. 退職が決まっていてもボーナス支給日の時点でまだ働いていれば、ボーナスが支給されることを覚えておきましょう。もちろん、職場にいるのがしんどいならばボーナス支給まで待つ必要はありませんが、ボーナス支給日までは今の会社で仕事するのも1つの方法です。

社内の人とは円満な関係を築く

たとえ、社風や人間関係など会社に不満があったとしても、不満を表情や態度に出さないようにしましょう。最後まで、社内の人とは円満な関係を築きたいものです。もうやめるからと周囲の人とのコミュニケーションを放棄するのではなく、気持ちよくコミュニケーションできるように努めましょう。

引き継ぎはしっかりと

やめることが決まっても、退職日までは自分が受け持っている仕事に責任を持つことが大事です。仕事を誰が引き継いでも問題ないように、わかりやすく整理しておきましょう。引継ぎがしっかりできていないと、退職後に会社から仕事についての問い合わせがくるかもしれません。退職するのは、あくまで自分の都合です。職場の人に迷惑をかけないように、しっかりと引き継ぎをしましょう。余力があれば、業務内容・目的・フローなどのほか、関係先リストやトラブル事例などもまとめておくと、引継ぎがスムーズになります。

やめたいという気持ちだけでなく明確なビジョンを忘れずに

正社員は、安定した雇用や収入は魅力的ですが、責任も大きいし残業も多いし大変ですよね。でも、正社員をやめたいという気持ちだけでやめてしまったら、後悔することになりかねません。自分が何に対して不満を感じているのかを考えた上で、やめた後どうしたいのか明確なビジョンを持ち、冷静に判断しましょう。


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