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契約社員が「やばい」「なってはいけない」と世間で言われる理由は ○○だから!

契約社員

転職を検討している場合に、比較的就職しやすいのが契約社員です。ある程度柔軟な働き方もでき、5年更新すれば無期契約になるので、契約社員を目指す人もいるでしょう。
しかしながら、世間では契約社員に「やばいのになぜなるの?」「なってはいけない!」などという辛辣な意見も多いです。
今回の記事では契約社員の抱える課題を検証し、正社員と契約社員以外の第3の選択肢をご紹介します。定職に就きたいと考えているみなさんは、ぜひ参考にしてください。

契約社員と正社員の違いとは?


まずは、雇用形態の違いによって、何が変わってくるのかを具体的に見ていきましょう。

契約社員と正社員の大きな2つの違い

正社員と契約社員の大きな違いは、契約期間と年収の2つです。正社員は無期雇用ですが、契約社員は雇用期間が決まっています。また、業務内容が正社員と同じ内容でも、契約社員は年収が低くなりがちです。
周知の通り、厚生労働省は「同一労働同一賃金」という考え方を推奨し、ガイドラインを公表して普及に努めています。労働法にもそれは反映されていますが、罰則規定はなくあくまでも望ましい考え方を示すものです。
法的拘束力はないので、現状では同じ労働でも、契約形態によって年収に差がある場合が多いのです。
また、契約社員は半年または1年単位で会社と契約し、期限ごとに更新の確認を行います。双方がOKであれば継続して働くのが一般的です。ただし、会社の業績が芳しくない場合や、採用者の能力が低いと判断された場合は、次回更新時に契約を打ち切ることがあります。

ちなみに、契約社員は会社の都合で采配しやすい立場なので、正社員よりも採用されやすい傾向にあります。「とりあえず契約社員として採用して、ダメだったら次の更新を見合わせよう」という気持ちで採用する会社も少なくありません。

正社員を辞めて契約社員になるのが適切なケースもある

正社員から一旦退職して、契約社員に切り替えるのが適切な、以下のようなケースもあります。
多種多様な職場で経験を積みたい
家庭の事情(出産・育児や親の介護)でフルタイム出勤が難しくなった
結婚や留学が決まっていて、それまで短期間に働きたい
これらのようなケースでは、期限が来たらスムーズに退職できる契約社員が適しています。

 

契約社員が「やばいのになぜなる?」「なってはいけない!」と言われる理由


世間では契約社員という選択肢について、ネガティブな意見を持つ人も多く、「やばい」や「なってはいけない」などの発言がよく見られます。ここではその理由を見ていきましょう。

景気が悪化したらリストラ対象になりやすい

まず、景気が悪化して業績が不調になると、多くの企業がコスト削減を図ります。その一環で、人件費の削減は効果が出やすく、人員削減=リストラが行われがちです。
その際に、正社員よりも先に対象になりやすいのは、非正規雇用であるパートやアルバイト、そして契約社員です。

福利厚生や給与などの待遇面が良くない

その会社の考え方にもよりますが、正規雇用と非正規雇用で、待遇に明らかな差をつけるケースも少なくありません。前述のように給与面もそうですが、福利厚生面も同様です。
さまざまな手当や福利厚生施設や設備を使用する権利が、契約社員にはないこともあります。

5年ルールがあるので生活が安定しない

2012年に改正された労働契約法には、契約社員の「5年ルール」が定められました。契約期間が5年を超えると無期雇用への転換が可能になったのです。その結果、皮肉にも多くの企業は契約社員の契約期間が5年に届く前に、契約を解除する傾向があります。
この無期転換への回避と思われる行為は「雇止め問題」として問題視されることが少なくありません。

契約社員側としては、現実問題として5年ごとに転職するのは大変です。労働条件は年齢を重ねるごとに悪化していきます。40~50代で転職を考えている場合、優秀なスキルや資格がないと採用され難いのは否めません。
契約社員である以上、転職を繰り返すことになりがちですが、それ自体は非常に大きなリスクです。

30代や40代で契約社員は世間体が悪いと考える人もいる

社会では働き方の多様性が認められるようになってきました。しかし、それでも30代を超えてアルバイトや契約社員という形態で勤務していると、世間体が良くないと考える人も少なくありません。
そのために何らかの不利益を被る可能性が、ないとはいえないのです。

転職時に有利な経歴にはならない

転職しようとする場合に、応募先企業の選考において、契約社員の経歴はあまりプラスにはなりません。「なぜ正規雇用で働かなかったのですか?」と尋ねられることもあるでしょう。
そのため、契約社員が転職活動に取り組む際には、契約社員として働いている合理性がある理由を、きちんと述べられるようにしておかなければなりません。

 

契約社員が向いている人もいる?


契約社員に対する否定的な声もありますが、人の価値観はさまざまです。以下のような人たちは、契約社員が向いているかもしれません。
・仕事以外に打ち込むものがある人
・責任を負いたくない人
・決められた仕事だけをしていたい人
個別に補足しておきましょう。

仕事以外に打ち込むものがある人

さまざまな趣味や創作活動、ボランティア、アマチュアスポーツなどに生きがいを持って打ち込む人も多いです。そういう人の中でも、もちろん仕事は仕事で出世や昇給を目指してエネルギッシュに取り組む人もいます。
しかし、プライベートで打ち込んでいるものの比重が圧倒的に高い場合は、時間の融通が利きやすい契約社員が向いているかもしれません。

責任を負いたくない人

仕事は嫌いではなくとも、責任を負いたくないという人もいます。しかし正社員であれば、当然ながら仕事に責任が伴ってきます。
もちろん契約社員は無責任でよいというわけではありませんが、自ずと責任の重さが違うでしょう。責任を負いたくない人は、契約社員になることで必要以上の責任を回避できます。

決められた仕事だけをしていたい人

あまりあれこれと仕事の種類が増えるのを、嫌う人もいます。正社員の場合はそうもいっていられませんが、契約社員なら同じ種類の仕事だけに取り組むこともできるでしょう。

 

契約社員と正社員以外の第3の選択肢は派遣社員


契約社員と正社員のどちらかで悩む場合、もう一つの選択肢として「派遣社員」も検討してみてはいかがでしょうか。ここでは派遣社員のメリットやデメリット、そして「デメリットのない派遣社員」になる方法について見ていきましょう。

派遣社員のメリット

派遣社員のメリットは、仕事の系統や働くエリア、時間帯などの希望を派遣会社に伝えておけば、それが適う範囲内で仕事を探してもらえます。それだけ、自分の意思を反映した、柔軟な働き方が可能です。
正社員であれば、上司から指示されればやりたくない仕事でも断れません。

しかし派遣社員は登録した内容に沿って仕事が任されるので、やりたくない仕事が回ってくることはないといえるでしょう。

派遣社員のデメリット

派遣社員のデメリットは、給与が基本的に派遣先によって変動するので、不安定となります。また、一般的に正社員が楽しみにするようなボーナスは、支給されないこともデメリットです。
なお、本質的なことをいえば契約社員が良い悪いというよりも、その勤務形態を派遣社員の利益も考えて適正に運用している会社なのか、自社の都合の良いように運用している会社なのかという命題があります。
それによって、契約社員が得られるものはまったく異なります。
ちなみに、契約社員を「試用期間」のように、一定期間のみ適用するところもあります。
例えば、中途採用の人材については、正社員として受け入れて問題ないかを見極めるために、まず1年間は契約社員として雇用し、その後問題なければ正社員に登用するという人事制度の会社です。
そのような雇用側の考え方を、選考の際に応募者に教えてくれるのは良い会社だといえるでしょう。

デメリットのない派遣社員になる方法

実は派遣社員でも、正社員のような給与の安定感や、ボーナスの楽しみが得られる働き方があります。私たちEスタッフでは、通常の派遣会社では適用されないことが多い「月給制」と「年2回のボーナス」を導入しています。
少しでも正社員が享受するようなメリットが得られるように配慮し、なおかつ派遣ならではのメリットも享受しながら働けるよう、考えています。
転職先で迷っている場合は、ぜひ検討する選択肢にEスタッフも加えていただければ幸いです。

まとめ

契約社員は世間で言われるように、マイナス面があるのも事実です。とはいえ、契約社員だからこそ得られるメリットもまた存在するので、あくまで個々の環境や働き方の価値観によって雇用形態を選択すべきでしょう。
転職を考えているみなさんは、自分自身を取り巻く環境や自分がやりたいことなどを総合的に考えて、正社員、契約社員、そして派遣社員のどれが最もふさわしいかをよく検討して、良い職場に出会ってください。


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