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派遣から正社員になるには?正社員になるプロセスをわかりやすく解説します!
「派遣から正社員になりたい!」と思われている方、必見です。
正社員になることは、決して難しいことではありません。
まずはこちらの表をご覧ください。
このように、派遣から正社員になる方法は主に5つあります。
この中に少なからず1つはあなたが正社員になれる方法が、必ずあるはずです。
この記事では、派遣から正社員になるためのプロセスをわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
派遣と正社員、結局どちらがいいのか?
派遣には派遣のメリットが、正社員には正社員のメリットがあります。
「派遣と正社員、結局どちらがいいのか?」は、あなたが“何を1番大切にしたいか”または“何が1番譲れない条件なのか”が答えです。
「派遣から正社員になりたい!」と思われている方も、もしかしたら派遣のまま勤めていたほうが良いなんてこともあるかもしれません。
派遣と正社員の違いからメリット・デメリットを確認して、派遣で働くのが良いのか、正社員になるのが良いのか今一度考えてみましょう。
派遣と正社員の違い
派遣と正社員の主な違いはこちらです。
このように、結論から申し上げますと、1番の大きな違いは“雇用主”です。
派遣は、派遣会社と雇用の契約をします。勤務する企業とは直接雇用契約をおこないません。
正社員は、直接勤務する企業と雇用契約をします。
そしてもう1つの大きな違いは“雇用期間”です。
派遣は、雇用期間が決まっている有期雇用である一方で、正社員は一般的に雇用期間の定めのない無期雇用契約となります。
派遣のメリット・デメリット
▼メリット
・時給が高い
なんといっても、派遣は時給が高いのが最大のメリットでしょう。
ちなみに派遣の時給が高い理由は、昇格やボーナスがない分時給に反映されているためです。
・自分の時間を大切にできる
派遣会社が、勤務先や勤務時間の希望に合わせた企業を紹介してくれます。
そのため、「朝早くてもいいから早い時間に帰りたい」や、「朝起きるのが苦手だから、ゆっくり出社したい」など、自分の都合に合った職場で働くことができるので、自分の時間が大切にできます。
・いろいろな職場で働くことができる
正社員で働くことが難しいとされる大手企業でも派遣であれば働くことができたり、働いてみたかった業界で業務経験をつんでキャリアアップできたりするのが派遣という働き方ならではのメリットです。
▼デメリット
・雇用が安定しない
派遣の1番のデメリットは、雇用が安定しないことでしょう。
なぜなら、派遣は雇用期間が定められているためです。
原則として契約期間が終われば、本人がいくら希望していたとしても継続して同一の企業で働くことができません。
・ローンの審査が通りにくい
正社員と違い、派遣という雇用形態は雇用期間の定めがあることから、社会的信頼が低いです。
そのため、車のローンやクレジットカードの審査などが通りにくい傾向にあります。
・昇給やボーナスがない
派遣は一般的に昇給やボーナスはありません。
なぜなら、交通費やボーナスが時給に反映されているためです。
正社員のメリット・デメリット
▼メリット
・雇用が安定的である
正社員の1番のメリットは、なんといっても雇用が安定していることでしょう。
基本的には無期雇用ですので、自身が転職などをしなければ同一企業で働き続けることができます。
・昇給やボーナスがある
企業ごとに異なりますが、おおよその企業は昇給やボーナスがあります。
昇給やボーナスがあることによって物理的にお財布に余裕が生まれるのはもちろんですが、
「ボーナスが出たら○○を買おう」という日々のモチベーションアップにもつながります。
・福利厚生が充実している
社会保険や、住宅手当、交通費の支給などの一般的な福利厚生制度から、企業によっては資格取得費用の補助、保養施設の割引などさまざまなうれしいサービスを受けることができます。
▼デメリット
・精神的ストレスがたまりやすい
正社員として長く働き続けていくうえで、人間関係は避けて通れません。
したがって、苦手な上司や同僚がいたとしてもうまく関係を維持していく必要があります。
そのような毎日が積み重なることで、精神的ストレスをためこんでしまうようです。
・異動や転勤の可能性がある
国内のみならず、企業によっては海外にまで異動や転勤の可能性があります。
そのため、赴任先によっては家族と離れ、自分だけ赴任先で単身生活をするということもあるでしょう。
・長い休みがとりづらい
いくら有休が付与されていても、業務内容や部署によっては休みがとりづらいといいます。
1日の休みくらいならば、調整もなんとかできるかもしれません。
しかし、複数日の休暇ともなるとスケジュールの調整が難航したり、自分が休むことでの部署への負担を考えたりすると、なかなか長期休暇はとりづらいという声が多く聞かれます。
このように、派遣にも正社員にも、メリット・デメリットがあります。
「効率よくお金を貯めたい」という方は派遣で働くのが良いでしょうし、「早く安定して働きたい」という方は、正社員として働くのが良いでしょう。
ただし、正社員になれるのは基本的に34歳までといわれています。
なぜなら、就職支援サービス等が利用できる年齢が34歳までと決まっているからです。
もしも、「いつかは正社員になろう」と考えているのであれば、早めに正社員になれるよう行動に出ておいたほうが良いでしょう。
派遣から正社員になる方法は主に5つある
派遣から正社員になる方法は、大きく分ければ、派遣会社を経由して正社員になるか、自分で求人を探して応募することで正社員になるかです。
こちらでは、派遣会社を経由して正社員になる方法を4つ、自分で求人を探して応募することで正社員になる方法を1つご紹介していきます。
派遣元で正社員登用される
普段、仕事を紹介してもらっている派遣会社で正社員になる方法です。
同じ派遣会社で何年か働いてれば、あなたの勤怠・勤務態度・実績などを派遣会社はある程度把握しているでしょう。
そのため、派遣会社と円滑にコミュニケーションがとれていれば、信頼関係が構築され正社員登用される可能性は十分にあります。
しかし、派遣会社や派遣会社の経営状況等によっては、正社員を募集していない場合もあります。
一度正社員になりたいと思っている旨を担当の社員の方に相談してみると良いでしょう。
派遣先で正社員登用される
派遣会社から紹介され、勤めている派遣先企業で正社員登用される方法です。
こちらは、派遣先企業で“正社員登用制度があるかどうか”が重要なポイントとなります。
そのためまずは、派遣会社に、派遣先企業で正社員登用制度があるか確認してもらいましょう。
また、正社員登用制度がある場合は、登用試験の有無や、就労規則・給与など正社員として勤務するうえで知っておきたい内容もあわせて確認しておくことが大切です。
ただし、この正社員登用制度がない場合は、派遣先で正社員登用されることは難しいため別の方法で正社員登用を目指しましょう。
派遣会社を変えて、派遣先で正社員登用される
そもそも勤めている派遣会社が、正社員登用制度のある企業をなかなか紹介してくれない場合、派遣会社を変えてみるのが良いでしょう。
派遣会社によっては、積極的に正社員になれるようバックアップしてくれる会社があります。
もし、今の派遣会社になんらかの不満があるのであれば、いつかいつかと正社員登用制度がある企業を待つよりも、ほかの派遣会社に登録したほうが案外早く正社員になれるかもしれません。
紹介予定派遣制度で正社員になる
最長6か月、派遣として働いたら“正社員になれる”制度です。
派遣として働いたのち、派遣先企業が“あなたを正社員として登用する”という判断がくだれば正社員になることができます。
ただし、この制度はすべての人が確実に正社員になれるわけではありません。
派遣先企業があなたの勤怠や勤務態度、勤務実績などを審査した結果、正社員になれないということもあります。
また、この制度には注意点があります。
そもそもこの紹介予定派遣制度には雇用形態に決まりがありません。
“正社員”だけではなく、雇用期間の定めがある“契約社員”も予定派遣制度として紹介されることがあるので、派遣で働いたのちに、どのような雇用形態で働くことになるのかは必ず事前に確認しておきましょう。
正社員の求人を探して応募して正社員になる
ご自身で正社員の求人を探して応募することで、正社員になる方法です。
もし、あなたが派遣で働き、「この業種で正社員になりたい」という目標ができたならば、その業種の求人を探して就職活動をおこないましょう。
この方法は、一般的に求人を探して、履歴書や職務経歴書を用意し、面接を通過することで正社員になれます。
もしも、“転職活動に不安がある“という方は、就職活動ができる転職エージェントに依頼するのがオススメです。
転職エージェントがあなたの就職活動をサポートしてくれますよ。
このように、「今派遣先で働いている企業で正社員になりたい」のか、「特定の業種で正社員になりたい」のかによって、正社員になる方法が変わってきます。あなたにあった方法で正社員登用を目指しましょう。
派遣から正社員になるための4つのポイント
正社員になるということは決して簡単なことではありません。
そのため、派遣から正社員になるには、事前にいくつかのポイントを抑えておくべきです。
ポイントを抑えて、しっかりあなたという人物を企業にアピールすることで、正社員として採用される可能性がグッとあがることでしょう。
正社員になって何がやりたいのか整理する
「正社員になって何がやりたいのか?」ということは、自分の中で明確にしておくとよいでしょう。
なぜなら、正社員になったあとの明確なビジョンがなければ、仕事のやりがいを感じられず、“せっかく正社員になれたとしても退職してしまう”ということになってしまうからです。
「正社員になって、事務職の経験をしっかりつんでいきたい」や、「業界で実績を残したい」など、正社員になった後に自分がどうしていきたいのか、今一度整理してみましょう。
整理しておくことで、志望動機として相手企業にアピールすることができますよ。
自分の価値に気づく
意外にも、“自分”のことは自分ではわからないものです。
これまでの自分を振り返ってみて、「これは私の強みだ」「これはわたしの特技だ」といった自分の価値を見つけてみましょう。
自分の価値に気づくことで、自己PRの際にきっと役に立ちますよ。
積極性や責任感をもつ
“指示された仕事が終わっても、仕事の指示があるまで何もしない人”と、“指示された仕事が終わったら、積極的に仕事を探して業務をこなす人”と、企業はどちらを採用したいと思うでしょうか?
企業からしてみれば、同じ給料を払うならば、多くの成果を生み出してくれる人を採用したいと思うのは明らかです。
そうしたことから、積極的に、与えられた仕事以上の成果を出せるように努力しましょう。
また、任された仕事をきちんと期日までに遂行することもとても大切です。
「自分ひとりくらい別に期日に遅れても問題ないだろう」という無責任な人に仕事を任せるのは、会社としてはとてもリスクがあります。
どのような業務でも、責任感を持って遂行できる人は、どの企業でも採用したいと思うでしょう。
コミュニケーション能力を磨く
仕事が正確にできるということは、もちろん大切です。
しかし、いくら仕事ができてもまったくコミュニケーションがとれなければ企業はとても苦労してしまいます。
仕事を円滑に進めるためにも基本的な挨拶から、仕事の進捗報告など、きちんと相手に状況報告ができるコミュニケーション能力は最低限あるとよいでしょう。
さらに、コミュニケーション能力を磨けば面接の際にとても良い印象を与えることができるので、身につけていて損はない能力です。
相手企業へ自身の熱意を伝える
面接の場で、いかに“入社したいか”を伝える必要があります。
企業側からしてみれば、「この人を採用したら企業にどのような利益をもたらしてくれるのか」が重要になってきます。
“その企業を選んだ理由”、“その企業でどのようなことをして、どのようになりたいのか”を相手企業に伝えることができれば、きちんと熱意は伝わることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「今派遣先で働いている企業で正社員になりたい」のか、「特定の業種で正社員になりたい」のかによって、正社員になる方法が変わってきます。
派遣から正社員になるには、大きく分ければ“派遣会社を経由して正社員になる方法”か、“自分で求人を探して応募することで正社員になる方法”があるので、自分にあった正社員になる方法を選択するのが良いでしょう。
また、どのような業種で正社員になるにしても、“自分が正社員になって何をしたいのか”明確なビジョンをもったうえで、ご自身でできうる限りの努力する必要があります。
そして、面接の場では相手企業に対して、“ここで働きたい!”という熱意を伝えることが大切なポイントです。
これらの方法やポイントをきちんとおさえておけば、派遣から正社員になることは決して難しいことではありません。
あなたにあったお仕事が見つかることを願っています。