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派遣社員の平均年収額はいくら?年収アップのコツ、お教えします!

収入派遣社員

現在、派遣社員として働いている方も、これから派遣社員として働く方も、「お金」に関する話はとても気になりますよね。
しかし、お金の話は、なかなか人に直接聞きにくいデリケートなモノです。

そこで今回は、人になかなか聞きづらい「派遣社員の平均年収」に重点をおいて、わかりやすく説明いたします。
ぜひ、最後までご覧ください。

派遣社員の平均年収はいくら?

厚生労働省の発表した報告書によると、平成30年度の派遣労働者数は約168万人で、派遣労働者の賃金は、8時間に換算すると平均14,888円であることがわかりました。
つまり、派遣社員の平均日給は、約15,000円であるということです。

そして、一般的な年間休日とされている、「120日はお休みとして、残りの245日は勤務した」と仮定すると、派遣社員の平均年収が求められます。

平均日給 14,888円 × 出勤日数245 日 = 3,647,560円

つまり、派遣社員の平均年収は、約365万円くらいであるということがわかります。
ただし、あくまでもこちらは資格が必要とされる専門職も含んだ平均年収です。

派遣社員として、よく求人で見かける「一般事務」の業種の平均年収は、

平均日給 10,627円 × 出勤日数245 日 = 2,603,615円 なので、一般事務職の平均年収は約260万円です。

専門職を含めた全業種と、一般事務職の年収を比較すると、約100万円も異なります。
こういったことから、業種によって平均年収額は大きく変わるということがわかります。

引用:「平成30年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」
https://www.mhlw.go.jp/content/11654000/000607913.pdf

年収の高い業種ランキング

一概に「派遣社員」といっても、業種はさまざまです。
そこで、この章では、厚生労働省が発表した報告書の72業種のうち、派遣社員の年収が高かった業種トップ10をランキングにしてご紹介します。

▼1位: 医師、歯科医師、獣医師、薬剤師
▽平均年収:586万円
▽平均日給 23,919円 × 出勤日数245 日 = 5,860,155円
▼2位: 法人・団体管理職員
▽平均年収:465万円
▽平均日給 18,977円 × 出勤日数245 日 = 4,649,365円

▼3位: 情報処理・通信技術者
▽平均年収:464万円
▽平均日給 18,930円 × 出勤日数245 日 = 4,637,850円

▼4位: 建築・土木・測量技術者
▽平均年収:453万円
▽平均日給 18,492円 × 出勤日数245 日 = 4,530,540円

▼5位: 電気工事従事者
▽平均年収:426万円
▽平均日給 17,387円 × 出勤日数245 日 = 4,259,815円

▼6位: その他の技術者
▽平均年収:425万円
▽平均日給 17,367円 × 出勤日数245 日 = 4,254,915円

▼7位: その他の管理的職業従事者
▽平均年収:423万円
▽平均日給 17,277円 × 出勤日数245 日 = 4,232,865円

▼8位: 建設従事者(建設躯体工事従事者を除く)
▽平均年収:403万円
▽平均日給 16,466円 × 出勤日数245 日 = 4,034,170円

▼9位: 法務従事者
▽平均年収:384万円
▽平均日給 15,672円 × 出勤日数245 日 = 3,839,640円

▼10位: 製造技術者
▽平均年収:379万円
▽平均日給 15,464円 × 出勤日数245 日 = 3,788,680円
※派遣労働者の平均日給は1日8時間当たりの平均額です。

引用:「平成30年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」

正社員の年収と差額はいくら?

では、正社員の年収と、派遣社員の年収の差額はいくらくらいあるのでしょうか。
国税庁の調査によりますと、正社員の平均年収は504万円であることがわかっています。
先ほどの章で、派遣社員の平均年収は約365万円とご紹介いたしましたので、それをもとに計算すると、

正社員の平均年収: 504万円 - 派遣社員の平均年収: 365万円 = 139万円

つまり、正社員の平均年収と、派遣社員の平均年収の差額は約139万円であることがわかります。

しかし、派遣社員の中でも、最も平均年収が多いとされる「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の業種の平均年収は586万円なので、正社員の平均年収よりも82万円ほど多いです。

そのため、業種によっては派遣社員でも、正社員よりも多い年収を得ていることもあるでしょう。

引用:「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」

年収アップのコツとは?

正直なところ、お給料が多くもらえれば、多くもらえるにこしたことないですよね。
そこで、この章では派遣社員の年収がアップする3つのコツをご紹介します。

1.時給が高い派遣先を紹介してもらう
年収アップの1番の近道は、派遣会社に「時給が高い派遣先を紹介してもらう」ことです。
契約更新のタイミングや面談などの際に、時給が高い派遣先があるかどうか相談するのが良いでしょう。

2.スキルアップする
専門的な資格やスキルを得ることが、年収アップの近道の1つです。
なぜなら平均年収が高い業種=専門職が多いからです。

専門職の派遣業種であることが前提ではありますが、専門スキルがあることで正社員よりも平均年収を得ることも夢ではありません。

空いた時間でコツコツと、資格を取得してスキルアップを目指しましょう。

3.正社員を目指す
いっそのこと、派遣社員ではなく正社員を目指してみるのも、年収アップにつながるコツの1つです。

「正社員になるのは大変そうだなぁ…」と思われている方でも、派遣会社に紹介予定派遣制度があれば、派遣社員から正社員になれますし、制度がなくても転職エージェントなどを活用することで思ったよりもラクに正社員を目指せるかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、派遣社員の年収についてご紹介いたしました。

厚生労働省の調査によると、専門職も含めた派遣社員の平均年収は約365万円です。
また、専門職ではない「一般事務」の業種の平均年収は、約260万円ですので、専門職を含めた平均年収と比較すると約100万円違いがあります。

そして、派遣社員の中でも最も多く平均年収を得ている業種は、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」であり、平均年収は586万円です。

このようなことから、一概に「派遣社員」といっても、業種ごとで平均年収は大きく変わるということがわかります。

また、正社員の平均年収と、派遣社員の平均年収を比較すると、正社員の平均年収504万円、専門職を含めた派遣社員の平均年収は365万円、正社員と派遣社員の平均年収の差額は139万円です。

つまり、正社員と派遣社員の平均年収を比較すると、正社員の方が多く平均年収を得ています。

しかし、派遣社員の中でも、最も多く平均年収を得ている業種である「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の平均年収は586万円なので、正社員の平均年収504万円と比較すると、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の派遣社員の方が80万円ほど多いです。

しがたって、派遣社員だからといって正社員よりも平均年収が低いということはなく、派遣社員の業種によっては正社員よりも平均年収が高くなります。

派遣社員が平均年収をアップさせるコツは3つあり、1つは派遣会社により時給の高い派遣先を紹介してもらうことで平均年収のアップを目指せます。
残りの2つは、ご自身のスキルアップを図るか、いっそ正社員を目指すことで、平均年収をアップさせることができるでしょう。

もしも、年収アップのために正社員を目指したいならば、派遣会社の紹介予定派遣制度を活用したり、転職エージェントなどを活用したりするのがオススメです。


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