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パート(バイト)の掛け持ちと正社員はどっちがいい?ほかにもあるおすすめの働き方!'
主婦のみなさんは仕事を選ぶときに、パート(バイト)か正社員かで迷うこともあるでしょう。正社員は時間の拘束が多いのでパート(バイト)を選ぶ人も多いです。
しかしそれでは収入が少ないので、パート(バイト)を掛け持ちするケースもあります。それってどっちがいいのでしょうか?
今回の記事では、パート(バイト)掛け持ちと正社員を冷静に比較して、どっちがいいかを検証します。また、それ以外のおすすめの働き方についてもご紹介しましょう。働き方で迷っている主婦のみなさんには、耳寄りな情報ですよ!
もくじ
まずパート(バイト)と正社員の違いを理解しよう
最初にパート(バイト)と正社員の違いを、整理しておきましょう。
雇用の継続性の違い
正社員とパート(バイト)の大きな違いは、雇用の継続性です。正社員は「期間の定めのない」無期雇用契約のため、基本的には安定して長期に渡る雇用が約束されています。
一方、パート(バイト)の場合は有期雇用契約になっているので、契約上で決められた期間以上に雇用が継続される保証はありません。
労働条件や待遇の違い
労働基準法では原則として1日8時間、週に40時間を超えて働かせることはできないと定められています。これは雇用形態に関係なく、すべての労働者が対象です。
正社員は労働基準法の規定内で、雇用者が決めた所定労働時間の勤務が義務付けられます。一方、パート(バイト)は自身の都合に合わせた勤務ができるため、勤務時間の融通がききやすいです。
しかし、給料面では正社員の方が一般的に優遇されます。その上、昇給やボーナスもあります。パート(バイト)に対しても昇給やボーナスがある企業も中にはあります。それでも、額面もしくは割合については、正社員ほど優遇されません。
端的にいえば、同じような仕事の場合には、生涯賃金は正社員の方が高くなるのが普通です。
また、正社員は社会保険やさまざまな手当、企業の施設・設備の利用権などの福利厚生を受けられます。パート(バイト)の場合、社会保険は一定の条件を満たさなければ加入できません。福利厚生も、多くの場合は対象が正社員に限定されています。
産休や育休についてはパートでも取得できるよう、労働基準法によって定められています。産休は無条件で取得でき、育休の場合は一定の条件を満たせば取得できます。
正社員よりパート(バイト)掛け持ちの方が稼げるって本当か?
世間では、正社員よりパート(バイト)掛け持ちの方が稼げるという意見も聞かれます。実際のところはどうなのでしょうか?
正社員とパート(バイト)仕事の掛け持ちはどちらが得なのか?
損得勘定から正社員とパート(バイト)仕事の掛け持ちは、どちらが得なのかといえば、答えは簡単には出せません。個々の状況によって一概にはいえないからです。
単純に、掛け持ちでたくさん働けば働くほど収入はひとまず増えるので、「稼ぐ」ことは可能です。しかしそれが「得」とは限らないので、要注意です。
実際、ごく一般的な考え方をすれば、正社員の方が得になると考えられます。それには多くの理由がありますが、代表的なものだけでも「ボーナス」と「昇給の確実性」があります。
正社員のボーナスは大きい
仮に手取りの月給だけで考えれば、多くの時間をパート(バイト)に費やしている人なら、正社員と遜色ないほどに稼ぐ人もいるでしょう。
しかしパート(バイト)の場合、基本的にはボーナスはありません。ボーナスは普通年に2回で、1回に基本給の1〜数ヶ月分が支給されます。
非常に大きな額となるので、月々の手取り月給では負けていないパート(バイト)の人も、ボーナスを考えれば勝ち目はありません。
正社員の方が昇給が確実
昇給に関しては、アルバイトの場合は時給が上がることがあったとしても、おおむね少額ずつです。正社員はある程度確実に、かつ数千円以上の単位で上がっていきますので、パート(バイト)との差がつきやすいでしょう。
パート(バイト)掛け持ちはやめたほうがいい理由
主婦のパート(バイト)の掛け持ちは、できればやめておいたほうがいい理由があります。それは以下の2点です。
・パート(バイト)掛け持ちは106万円・130万円の壁を超えやすい
・主婦はパート(バイト)掛け持ちで休みがないのは辛い
・パート(バイト)掛け持ちはシフトの組み方が難しい
個別に見ていきましょう。
パート(バイト)掛け持ちは106万円・130万円の壁を超えやすい
パート(バイト)を掛け持ちすると、合計の年収が130万円を超えやすくなります。その場合、配偶者の扶養から外れることになり、本人自身が社会保険に加入しなくてはなりません。これが「130万円の壁」です。
年収が106万円以上でも次の条件に当てはまる場合には、同様に社会保険に加入しなくてはなりません。
・週に20時間以上働いている
・月の賃金が8万8000円以上(つまり年収106万円以上)
・1年以上の継続雇用が見込まれている
これが「106万円の壁」です。ちなみに、年収が103万円を超えると所得税が課税され、パート先で源泉徴収されることになります。
主婦はパート(バイト)掛け持ちで休みがないのは辛い
一般的に主婦をお仕事として捉えると「仕事の終わり(区切り)がない」といわれるほど、なすべきことがたくさんあるといわれています。そんな中でパート(バイト)を掛け持ちするとなると、本当に休む間がなくなってしまい、辛くなりがちです。
パート(バイト)掛け持ちはシフトの組み方が難しい
パート(バイト)掛け持ちは上手にスケジュールを組む必要があります。しかし、それぞれ別の職場で、事情が異なるので、いつもうまい具合にバランス良くシフトが組めるわけではありません。
むしろ、同じような分野の仕事なら繁忙期や閑散期もダブってくるので、なかなか掛け持ちのシフトの組み方は難しいといえるでしょう。
パート(バイト)と正社員以外のおすすめの働き方とは?
ここまで見てきましたように、必ずしもパート(バイト)の掛け持ちは正社員より得とはかぎりません。かといって正社員になるとさまざまな制約も出てくるので、迷ってしまう人も多いことでしょう。
そういう場合に第3の選択肢としておすすめしたいのが「派遣社員」という働き方です!
派遣会社なら柔軟に働ける
派遣社員は、人材派遣会社に登録して、自分がやりたい仕事、できる業務、働きたいエリアや時間帯などの条件を提示しておけば、ある程度(100%は難しいでしょう…)それに沿った派遣の仕事が回ってきます。
つまり、正社員よりも柔軟に働ける可能性が高く、パート(バイト)よりも稼げる可能性があります。
月給制でボーナスが出る派遣会社とは?
通常の派遣会社の給与体系は、派遣先への勤務の状態に準じて計算されます。つまり、多少の波があるということです。また、基本的にはボーナス制度は期待できません。
ところが、私たち「Eスタッフ」はひと味違います!
月給制度を取り入れて、正社員のように毎月安定した収入が得られる仕組みを導入しています。また、ボーナス制度を設けて、モチベーションを保ちやすい環境に取り組んでいる派遣会社です。
まとめ
正社員として働くか、パート(バイト)の掛け持ちをすべきかと悩んでいるなら、客観的に考えて、パートの掛け持ちはあまりおすすめできません。ある程度希望する働き方ができる正社員求人を探す方が賢明でしょう。
そしてもうひとつの選択肢である、派遣会社も検討してみましょう。自分の環境に合った柔軟な働き方ができる可能性が、通常の正社員よりも高いのではないでしょうか。