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アルバイトから正社員になるのは難しい?成功ポイントと第2・第3の選択肢.^

就活転職

就職せずに長期的にアルバイトをしているフリーターは、そのまま正社員になる人もいます。しかし、それは難しいというのが一般的な見方です。
今回の記事では、アルバイトから正社員になることは実際に難しいかどうかを検証し、なるための方法やそのほかの有効な選択肢についてご紹介します。アルバイトから定職に就くことを検討しているみなさんは、ぜひ参考にしてください。

アルバイトと正社員の違いとは

昨今では学校を卒業してから就職せず、あるいは就職していたけれど退職し、フリーアルバイター、いわゆるフリーターとして長期で働く人も多いです。さまざまな働き方が認められる時代になっている一方で、アルバイトと正社員には以下のような違いがあります。
収入の安定度と伸びる可能性
社会保険・福利厚生の有無
社会的信用の厚薄
転職・ヘッドハンティングの可能
それぞれを見ていきましょう。

収入の安定度と伸びる可能性

まず、正社員になると安定した収入が得られ、真面目に勤めていれば昇給の可能性があります。アルバイトでももちろん安定した収入を得ている人も多いですが、雇用そのものの盤石さでいえばやはり正社員ほどではありません。
アルバイト先が業績不振で人員を削減する場合には、正社員契約よりもアルバイト契約が先に解消されることになるでしょう。また、真面目にアルバイトを続ければ時給が上がることもありますが、正社員ほどのダイナミックな伸び方にはなり難いです。

社会保険・福利厚生の有無

正社員は社会保険の加入や有給休暇、福利厚生面の恩恵などがありますが、アルバイトの場合は限定的です。
一定の条件を満たせば社会保険に加入できますが、多くの場合アルバイトは対象となっていません。有給休暇もなく、福利厚生もないのが一般的なアルバイトの状況です。

社会的信用の度合い

正社員かアルバイトかで、社会的信用の度合いに大きな差が出るのは否めません。世間的な目もそうですが、クレジットカードを作る際や金融機関から融資を受ける際にも、アルバイトは正社員に比べて審査が通りにくくなります。

転職・ヘッドハンティングの可能性

正社員として仕事を頑張っていると、培ったキャリアやスキルを活かして転職がしやすくなります。また、ヘッドハンティングを受ける可能性もあるでしょう。アルバイトでは、それがまったくないとはいえませんが、極めて稀なことです。

アルバイトから正社員になるのは難しいのか?


では本題の「アルバイトから正社員になるのは難しいのか?」ということに対して考えてみましょう。

不可能ではないが容易でもない

結論からいえば、この問い掛けの答えは「不可能ではないが容易でもない」ということになります。
決して無理なことではなく、実際にアルバイトを続けていた職場で正社員に登用される話は、たまに聞くことがあるでしょう。
しかし簡単なことかといえば、むしろ難しい部類に入ると考えられます。

企業から人材価値を認められれば、そういう話も実現するでしょう。
とはいえ、すべての企業がアルバイトを正社員登用する考え方を持っているわけではありません。

正社員登用される人の特徴

アルバイトとして勤めていて、正社員登用される人には特徴があります。集約すると以下の3点が、正社員登用される人にある程度共通した特徴です。
【長期間働いて貢献している】
やはり短い期間ではなく、長期間に渡る誠実な仕事ぶりが大切なのでしょう。
【たくさんシフトに入ってくれる】
正社員になればフルタイム勤務になり、特には残業や休日出勤もあるので、そういうことに対応できるような人でないと務まりません。
【職場内で良好な人間関係を構築できる】
企業組織では一過性のアルバイトと違って、協調性やチームワークが重要になるので、人間関係を良好に築けることが条件です。

正社員登用制度がある企業の業界別比率

厚生労働省の労働経済動向調査(令和4年2月)のデータから、正社員登用制度を取り入れている企業の比率を業界別に見ていきましょう。
産業全体の75%が正社員登用制度を採用しています。もちろん、制度があるからと言って頻繁に登用されるわけでもありません。
実際の運用状況はともかく、規定として正社員登用制度がある企業は半数を上回っているようです。
業界:正社員登用制度がある企業の比率
全産業:75%
建設業:61%
製造業:74%
情報通信業:57%
運輸業・郵便業:68%
卸売業:73%
小売業:91%
金融業:保険業:81%
不動産業・物品賃貸業:71%
学術研究・専門・技術サービス業:66%
宿泊業・飲食サービス業:73%
生活関連サービス業、娯楽業:81%
医療・福祉:81%
サービス業(他に分類されないもの):70%
厚生労働省|令和4年2月調査統計表

アルバイトから正社員になる方法

正社員になると労働法によって保護されるので、アルバイトのようには簡単に解雇できません。正社員になるというのは企業にとってその人と、数年から数十年の付き合いになります。それだけ、人件費も投入しなければなりません。
短期的な評価だけでなく、長い年月に渡ってその人の働き方を見てきた上で信頼できる、あるいは優秀であるなど思われなくてはなりません。
また、正社員は基本的に週5日、8時間勤務をこなさなければなりません。そういった部分も問題ないかを企業側は見ます。その上で、具体的にアルバイトから正社員になるために、以下の2点を実行しましょう。

実績を積みリーダーになる

単にアルバイトを長期で務めるだけでなく、その業務固有のスキルを身に着けつつ、責任感あるバイトリーダーとなることで正社員への登用に近づけます。
場合によっては若手社員よりも、スキルの上で信頼できるアルバイトもいるでしょう。そういう人がリーダーシップを持ち合わせていることが客観的に伝われば、企業側は人材価値を評価して正社員への道を開いてくれる可能性が高まります。

正社員登用試験を受ける

企業によっては、正社員登用のための試験が実施される場合もあります。
そういう企業では一般的に、受験資格を得るために一定の実績(継続勤務の年数や業務の習熟度など)を積むことが条件です。また、場合によっては上司やマネージャーの推薦が受験資格となるケースも見られます。
受験資格を認められ、正社員登用試験に合格すれば、晴れて正社員として受け入れてもらえるのです。

アルバイトから正社員になるメリットとデメリット

アルバイトから正社員になることには多くのメリットがあり、もちろんデメリットもあります。それぞれを見ていきましょう。

アルバイトから正社員になるメリット

まず何よりも、定職に就いて生活の経済的な基盤が安定すること自体が、アルバイトから正社員になる最大のメリットです。
また、新卒入社や他の企業からの転職では、新たな仕事を始めることは不安なものでしょう。その点では、アルバイトから正社員になるケースは、仕事の内容に馴染んでいる状態からのステップアップなので無用な不安を感じずに臨めるのがメリットです。
ほかにも、一般的に「入社したら想像していた雰囲気と違う」のはよくあることですが、職場環境を熟知した上で、正社員になれることもメリットといえるでしょう。しかも、すでに人間関係を構築した職場の人たちとともに、正社員としてスタートできるのです。
さらにいえば、アルバイトからどこか別の企業に就職するとなると、普通は面倒な就職活動をしなければなりません。しかし、アルバイトから正社員になる場合は、そういう手間をショートカットできるのもメリットです。

アルバイトから正社員になるデメリット

次に正社員になるデメリットとしては、責任が重くなることや時間外労働や休日出勤などの可能性があること、転勤や異動の可能性があることなどでしょう。アルバイトならそういうことはなく、同じ職場で働けます。
しかしそれらは必ずしもデメリットというわけでもありません。むしろ活躍の舞台が広くなったゆえの環境の変化に過ぎないと、前向きにとらえることもできるでしょう。

アルバイトからそのまま正社員になりやすい仕事とは?

アルバイトをしていて、そのまま正社員になりやすいとされる仕事は以下のとおりです。
接客販売
ITエンジニア
市場調査員
介護スタッフ
コールセンター・オペレーター
それぞれを見ていきましょう。

接客販売

接客販売の仕事は学歴や経歴よりも向き不向きや実際の販売スキル、接客スキルを重視することが多いので、アルバイトで実践している人は正社員になりやすいです。
データ上も前述のとおり小売業の中の91%の企業に正社員登用制度があり、全業界の中でもトップです。
アルバイト時代から働いてきた店舗で今度は社員としてキャリアを積めば、その店舗のマネージャーに昇格したり、他の店舗を任されたりなどのキャリアアップの可能性があります。

ITエンジニア

ITエンジニアに関しては、企業は深刻な人材不足を抱えていることから売手市場です。そのため、未経験からでも入社後の研修を前提にポテンシャル採用が行われるほどの人気職種です。
ましてや、すでにアルバイトでプログラミング等の実務経験があるなら、正社員になれる可能性はかなり高いでしょう。正社員になれば、さらなるキャリアアップの道も開けてきます。

市場調査員

市場調査員は交通量調査や店舗調査などの、リサーチのフィールドワークを行う仕事です。多くの企業が調査員にアルバイトを使っており、その中のしっかりした人材がリーダーを任せられるパターンが多く見られます。
そして企業と相性が良いリーダーは、そのまま正社員にならないか誘われることがよくあるようです。

介護スタッフ

高齢化が進む社会の中で介護人材の不足も深刻な問題です。資格や経験がなくても働けるので、誰かの役に立ちたいという人におすすめの仕事です。
介護の資格取得を支援している場合も多いです。その場合は働きながら学んで資格に挑戦し、キャリアアップの糸口にできます。

コールセンター・オペレーター

コールセンターのテレフォン・オペレーターもアルバイトから入って、スキルを磨いていけば正社員として登用されやすい職業です。こちらも学歴よりスキル重視なので、アルバイトで向いていると思ったら、正社員登用制度があるかどうかを確認してみましょう。

アルバイトにこだわらず就職する方法

ここまではアルバイトから正社員になるためのことを述べてきましたが、必ずしもそれに固執する必要はありません。人材不足の業界は多いので、アルバイトからの転職活動であっても受け入れてくれる企業はたくさんあります。
その場合に「転職エージェントの活用」と「地元密着の派遣社員を目指す」という、第2・第3の選択肢があることを解説しましょう。

第2の選択肢:転職エージェントの活用

アルバイトから正社員を第1の選択肢とした場合に、転職エージェントを活用するという第2の選択肢があります。転職エージェントはあなたのキャリアカウンセリングを行い、スキルやキャリアを考慮してマッチングする企業を探してくれます。
そして応募企業が決まったら選考対策として、履歴書のブラッシュアップや面接のトレーニングなどもサポートしてくれるでしょう。独力で転職活動を行うよりは、情報が入ることや具体的なアドバイスが得られるので、転職に成功しやすくなるはずです。
しかし中には企業からの紹介料だけを目当てに、マッチングを考えずにあれこれ紹介攻勢をかけてくるブラックなエージェントも結構存在するので、くれぐれも気をつけましょう。

第3の選択肢:地元密着の派遣社員を目指す

第3の選択肢として地元密着で展開する、派遣会社の派遣社員を目指す方法があります。地域に対する思いがある人には、地域内でさまざまな企業の応援ができて地域経済に貢献できるのでおすすめできます。
また、通常の就職なら仕事内容を自分で選ぶのは難しく、与えられたものをこなすことになります。しかし派遣会社の場合は、自分がやりたい仕事や得意分野の仕事が担当できます。
エリアや時間帯などの融通がきく場合も多いので、柔軟な働き方ができる可能性が高いです。
私たちEスタッフは地元を大切にし、地域経済を人材面で応援するスタンスの派遣会社です。そして派遣社員のみなさんについては安定した「月給制」やお楽しみの「年2回のボーナス」などの、一般企業が持つ魅力的な要素を取り入れています!
今はアルバイトでも派遣の仕事に興味があり、地元で活躍したいみなさんは、ぜひ一度ご相談ください。ほかの誰でもない「あなたらしい働き方」の実現をサポートします!

まとめ

アルバイトからの正社員というコースは、不可能ではないにせよ、ある程度の条件が整わなければ難しいものです。何もアルバイトで経験した職場だけに、固執する必要はないでしょう。
世間は広いので、こだわらず転職を考えてもよいのではないでしょうか。

そして派遣会社のように、地元のさまざまな職場で働ける仕事で経験を積むことが、将来のキャリアビジョンを描くために役に立つでしょう。

他にも気になる点などありましたら 当社の無料相談を活用してみてください♪


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